東京都教育委員会は2025年3月10日、2025年度(令和7年度)東京都立高等学校入学者選抜における分割後期募集・全日制等第2次募集について、取下げ再提出後の最終応募状況を公表した。田園調布(普通)は、3人が出願を取り下げ、最終応募人員は33人、最終応募倍率は2.75倍となった。
2025年度東京都立高等学校入学者選抜における分割後期募集・全日制等第2次募集は、3月10日正午まで願書再提出を受け付けた。
同日発表された応募状況によると、全日制は77校で2,537人を募集。当初応募人員から59人が取り下げ、61人が再提出し、最終応募人員は765人、最終応募倍率は前年度比0.23ポイント減の0.30倍となった。
学校・学科別の応募状況をみると、全日制普通科でもっとも応募倍率が高かったのは東大和南と墨田川の4.00倍。いずれも募集人員1人のところ4人が応募している。東大和南は、当初応募人員から2人が取り下げ、1人が再提出した。
田園調布は、12人募集のところ3人が取り下げ、応募者数は33人、倍率は2.75倍となった。このほか、大泉桜2.00倍、杉並1.67倍、東村山1.48倍、竹台1.44倍、南葛飾1.40倍など。専門学科では、1.0倍を超える応募となったのは瑞穂農芸(生活デザイン)1.50倍、世田谷総合(総合)1.15倍の2校のみだった。
分割後期募集・全日制等第2次募集は今後、3月11日に学力検査などを実施し、3月14日に合格者を発表する。入学手続期間は、3月14日正午から午後3時と17日午前9時から正午。最終応募状況一覧は、東京都教育委員会Webサイトで公開している。