BYOD時代、Chromebookが保護者の悩みを解決。高校生の学習サポートの最適解

 文部科学省のGIGAスクール構想は、1人1台の端末を導入し、教育のデジタル化と子供たちのICT活用を目指している。高校では各自が端末を購入するBYOD(Bring Your Own Device)が増加傾向。新高校生の学習環境におけるChromebookの魅力を詳しく紹介する。

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BYOD時代、Chromebookが保護者の悩みを解決。高校生の学習サポートの最適解
BYOD時代、Chromebookが保護者の悩みを解決。高校生の学習サポートの最適解 全 8 枚 拡大写真

1人1台の端末を導入し、教育のデジタル化や子供たちのICT(情報通信技術)活用を目指す文部科学省のGIGAスクール構想。2021年時点で小中学校のほぼ100%で導入が完了し、現在も活用が進んでいます。

GIGAスクール構想の端末には一定の要件がありますが、OSとしてはWindowsやiPadOS、ChromeOSなどが採用されています。特に小中学校ではChromeOSを搭載したChromebookの割合が高く、MM総研の調査によると、2024年から開始されているGIGAスクール構想第2期では、調達方針を決めている市区町村の57%がChromebookを採用予定です。

ただし、これは主に小中学校での話。小中学校では学校(自治体)から端末が支給されることが一般的ですが、高校では各自が端末を購入するBYOD(Bring Your Own Device)が増加傾向にあります。そのため、高校入学を控えた保護者の方々の中には、端末選びに悩む方も多いのではないでしょうか。2021年のデータでは、公立高校ではWindows端末の導入が比較的多い傾向ですが、小中学校でのChromebookの利用経験を活かし、使い慣れたChromebookを引き続き高校でも利用するケースも増えているようです。

また、近年は端末の価格が高騰していることもあり、手頃な価格ながら高いパフォーマンスを備えるChromebookは、BYODにおいて有力な選択肢となっています。この記事では、新高校生の学習環境におけるChromebookの魅力を詳しくご紹介します。



学校での活用シーン

Googleが開発しているChromeOSを搭載するChromebookは、Google Workspace(Googleドキュメント、スプレッドシート、スライド等)を標準搭載しています。授業でのノート作成やレポート提出、プレゼン資料作りがスムーズに行えるほか、Microsoft Officeファイルとの互換性も備えています。Googleドキュメント、スプレッドシート、スライドは、Microsoft Word、Excel、PowerPointのファイルを直接開いて編集することができ、それぞれdocx、xlsx、pptxで保存することが可能で、提出課題や共同作業にも対応できます。

さらに、クラウド上でのリアルタイム同期により、グループワークが円滑に進みます。コメント機能や変更履歴機能を活用すれば、教師やクラスメイトとのフィードバックが容易になります。

加えて、Microsoft 365アプリを使ってWordやExcel、PowerPointなどを使用することも可能です。Web上でMicrosoft 365にサインインし、PWA(プログレッシブウェブアプリ)をインストールすれば、ランチャーのアプリメニューからMicrosoft 365を利用することもできます。

自宅・日常での活用

Chromebookには、GeminiやGmail、YouTubeなどのアプリが標準搭載されています。Google Playストアを通じてAndroidアプリのインストールも可能です。YouTubeで学習コンテンツを視聴したり、英語学習アプリや数学計算アプリ、プログラミング教育アプリを活用したりと、学校だけでなく家庭学習でも効果的な学習支援を実現します。

また、使用しているスマートフォンがiPhoneの場合でも、Googleアカウント経由で写真やメモ、カレンダーの連携が可能です。Androidの場合には、Chromebookから連携したスマートフォンのバッテリー残量や電波状況を確認できるなど、より高度な連携が可能です。

保護者目線でのメリット

Chromebookは、耐衝撃性に優れたモデルが多く、ついカバンを放り出してしまったり、自転車のカゴに乗せて走り回ったりと、活発な高校生活を送るお子様でも安心して使用できます。また、軽量で薄型のデザインが主流となっており、通学や校内での持ち運びが楽に行えることも魅力です。

そして、Chromebookは機種にもよりますが、最大10時間の長時間バッテリー駆動が可能で、一日中充電なしで使用できます。学校で数時間利用し、そのまま塾に。夜に帰宅して充電を忘れてしまっても、翌日も十分に利用できます。

このほか、高校生になるとお子様の同意が必要となりますが、Googleのファミリーリンクという機能も利用できます。アプリの利用状況を把握したり、利用可能なサイトやアプリを制限したりすることが保護者のスマートフォンから行えます。13歳未満のアカウントであれば、お子様の同意は不要です。

また、インターネットに接続してPCを使う上で、セキュリティ面の心配もありますが、Chromebookは2024年10月時点で一度もウィルス感染が確認されておらず、セキュリティ面でも安心です。

おすすめのChromebookモデル

Chromebookには、大きく分けると3つのタイプが用意されています。通常のノートPCと同様の「クラムシェルタイプ」、キーボードを取り外して、ディスプレイをタブレットとして利用できる「デタッチャブルタイプ」、ディスプレイが360度回転し、折りたたんでタブレットとして利用したり、キーボードをスタンド替わりにしたりできる「コンバーチブルタイプ」です。

基本的にどのモデルもタッチスクリーンに対応。筆圧検知や傾き検知、パームリジェクションなどに対応したUSI(Universal Stylus Initiative)規格のスタイラスに対応した機種も増えています。

たとえば、Lenovo Chromebook Duet Gen 9は、キーボードを取り外し、ディスプレイをタブレットとしても利用できるデタッチャブルタイプのChromebookです。画面サイズは10.95インチ(1920×1200ドット)。「Lenovo USIペン2」が付属しており、授業中のメモ書きや、手書きでの計算、また趣味のイラスト描きやスケッチなど幅広く使える万能モデルです。

本体だけなら約510g、フォリオキーボード・フォリオスタンドを装着しても約1.0Kgと軽量で、持ち運びにも便利です。防滴対応かつMIL-810H認証も取得しており、安心して持ち運べます。

Chromebookにはほかにも、

  • ASUS Chromebook Flipシリーズ

  • Acer Chromebook Spinシリーズ

  • HP Chromebook x360

など、多様なモデルが揃っています。

周辺機器の互換性

Chromebookを選ぶ上で、プリンターや外部ディスプレイなどとの互換性が気になるかもしれませんが、それについても問題はありません。Chromebookはマウスやキーボード、プリンター、イヤホン、外部ディスプレイなど、ほぼすべての一般的な周辺機器と問題なく互換性があります。専用の機材をそろえる必要はなく、家庭や学校で使用している機器と簡単に接続できるため、スムーズに学習環境を整えることが可能です。ただし、マウスの特殊ボタン等、一部専用ソフトが必要な機能は動作しない可能性もあります。

なお、Googleと各メーカーは協力し「Works With Chromebook」認証を行っています。

「Works With Chromebook」バッジが付いた製品は、Chroembookで動作確認済みでChromebookの動作基準を満たすことが確認されているので、追加で購入する場合には参考にしてください。

まとめ

Chromebookは、高校生活の学習を支える優れた機能性、使いやすさ、そしてコストパフォーマンスの良さが魅力です。また、処理能力やメモリ、ストレージが強化されたChromebook Plusなら、GoogleのAIアシスタントであるGeminiをはじめ、多くのAI機能を利用可能。ポッドキャストやYouTubeのリアルタイム翻訳などに加え、18歳以上という年齢制限がありますが文章の作成や編集、資料の要約も行え、学習だけではなく将来的な活用の幅も広がります。

なお、Chromebookの購入者には3か月、Chromebook Plusでは12か月、Googleドライブ2TB+Gemini Advanced(18歳以上)が無料で利用できるほか、Robloxのアバター用のアクセサリーや、YouTube Premiumを3か月無料で利用できるなどの特典も用意されています。

新高校生のお子様に最適なデバイスとして、ぜひChromebookをご検討ください。

《アマゾンジャパン合同会社》

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