川口市教育員会は2025年4月9日、2026年度(令和8年度)川口市立高等学校附属中学校の生徒募集について、埼玉県全域からの募集に改定すると発表した。出願資格は、これまでの川口市に居住から「埼玉県内に居住」へ変更。募集人員は80人から110人へと拡大する。
今回の改定は、中高一貫教育校としての教育課程の充実や多様な人間関係の構築による豊かな学校生活の実現を目指し実施される。
2026年度川口市立高等学校附属中学校の生徒募集では、募集人員を80人から110人へ、通学区域を川口市全域から埼玉県全域へ、出願資格を川口市居住から埼玉県内に居住へと変更。詳細については、今後、学校説明会などを通して案内するとしている。
川口市立高等学校附属中学校は、2021年に開校した併設型公立中高一貫校。通常より多い、週35時間の授業時間を確保し、1・2年生は1クラス30人未満の少人数制、3年生は世界の諸課題を英語で学ぶ「Global Issues」も実施。校外学習を取り入れた、サイエンスフィールドワークで科学を学ぶ活動など、体験活動も充実している。
2025年度入試では、募集人数80人に対し、355人が志願。一次は348人が受験し、197人が通過。二次受験者数は191人で、最終合格者は80人。受験倍率(一次受験者/募集人数)は4.4倍となっている。