Uber Eats Japanは2025年4月21日より、13歳から17歳の子供が保護者の管理のもとでスマートフォンアプリ「Uber Eats」を利用し、料理などを簡単に注文できる「Uber Teens」の提供を全国で開始した。
このサービスは、2024年12月に配車アプリ「Uber」で初導入されており、今回新たにUber Eatsでも利用可能となる。子供が必要なときに料理を注文できると同時に、保護者も常に注文状況を把握できる仕組みが整っている。
共働き世帯が増加する中、週末や長期休暇中の子供の食事の準備、放課後の部活動後、習い事や塾の前後の軽食・夕飯など、子供のスケジュールに合わせた食事の準備が仕事との両立において大きな負担となっている家庭は少なくない。Uber Eats Japanは、保護者の食事準備の負担を軽減し、子供自身が必要なタイミングで注文できる環境を提供するため、2023年の米国・カナダに続き、日本をはじめ複数の国で新たにUber Teensを導入する。
子供は保護者の招待により家族用プロフィールを設定し、保護者があらかじめ設定した利用限度額の範囲内で注文できる。支払いは保護者のアカウントに紐付き、安全対策として、子供のアカウントではアルコールなど年齢制限が設けられている商品は検索候補およびメニューから除外される。一方、保護者のアカウントでは、子供が注文すると通知が届き、注文内容の確認や配達状況をリアルタイムで追跡できる。さらに、Uber Teensの配達は、評価が高く、一定の配達実績があり、安全基準を満たしている配達パートナーに限定される。
Uber Eats Japan代表の中川晋太郎氏は、「Uber Eatsでも『Uber Teens』を導入できることを大変嬉しく思います。共働き世帯の割合が年々増加するなか、子供の食事の準備が保護者にとって家事負担の一因になっています。Uber Eats Japanでは、最先端のテクノロジーを活用することで、安心・安全にサービスをご利用いただける環境を提供し、ご家庭の家事負担を少しでも軽減できればと考えております」と述べている。
Uber Eats Japanは、日本の顧客の役に立つサービスの導入や拡大を通じ、今後も「Get Anything(なんでも手に入る)」プラットフォームの実現に向けて、サービスのさらなる拡充に努めていくという。