モスバーガーを展開するモスフードサービスは、2025年6月10日から全国のモスバーガー店舗(一部店舗除く)にて、お子様向けセット「モスワイワイセット」や「低アレルゲンメニュー」を注文した人を対象に、弱視早期発見に関する啓発リーフレットをプレゼントする。
弱視には、子供自身はもちろん、保護者も異常に気づきにくいという課題がある。モスフードサービスは2025年4月に、名古屋大学医学部附属病院と夏目綜合研究所とともに、未就学児の弱視発見率向上を目的とした検査機器の研究開発を開始。今回、弱視早期発見に向けて啓発活動にも協力する。啓発リーフレットは、日本眼科啓発会議において制定された6月10日の「子供の目の日」にあわせて配布し、保護者に弱視の早期発見を促す。
弱視は、子供の視覚の感受性が高い時期に外界からの適切な視覚刺激を受けることが正常な視力の発達には不可欠。未就学児の視力については、発達がゆっくりであったり、片目に問題があったとしても、子供自身は自覚が難しく、保護者も異常に気づきにくいという。
また視力は、単に目の機能だけでなく、目から受け取った映像を脳が処理する能力と深く関わっており、脳は目からの情報によって刺激を受け発達する。ピントの合った映像が脳に送られない状態が続くと、脳の「見る」機能は十分に発達せず、異常を放置するとその発達が止まってしまい、補正機器を使っても充分に視力が出ない「弱視」につながる。現在、日本の子供の約50人に1人が弱視であると言われており、治療は子供の視覚の感受性が高い時期から開始することが、より効果的だという。
弱視検査啓発リーフレットの配布は、全国のモスバーガー店舗(一部店舗除く)で6月10日から。対象店舗で「モスワイワイセット」「低アレルゲンメニュー」を注文すると、リーフレットをもらえる(先着、なくなり次第終了)。