17回目の開催「IIBC高校生英語エッセイコンテスト」7/1から応募受付

 2025年開催の高校生英語エッセイコンテストが7月1日に募集開始。テーマは「つながる心、広がる世界」。応募は学校を通じて、賞品やフィードバックも提供される。

教育・受験 未就学児

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 国際ビジネスコミュニケーション協会は2025年6月3日、高校生を対象とした「第17回IIBC高校生英語エッセイコンテスト」の応募受付を7月1日より開始すると発表した。応募期間は9月16日午後3時まで。今回より団体部門の語数要件を500語から400語に変更し、より多くの学校が参加しやすくした。

 同コンテストは2009年に「TOEIC Listening & Reading Test実施30周年」を記念して設立された。応募数は年々増加しており、2024年度は個人部門に179校・330作品、団体部門に47校・2,863作品の応募があり、両部門共に応募作品数は過去最高となった。

 今回のテーマは「つながる心、広がる世界~コミュニケーションを通じた響きあい~」。価値観やバックグラウンドの違いを越え、互いを理解しようとすることでコミュニケーションが生まれ、そこから自分の考え方や生き方に変化が生まれ世界が広がっていく、そのような「響きあう」瞬間を体験してもらいたいという思いが込められている。

 応募資格は、所在地が日本国内の国公私立高等学校、高等専門学校(1~3年)または中等教育学校(4~6年)に在学し、英語が母語でない生徒。生徒1名につき1作品とし、学校単位での応募となる。両方の部門への応募も可能だ。

 個人部門は1校あたり3作品まで応募可能で、校内選考の実施は各学校の判断に任される。一次審査、最終審査の結果、優れた作品に最優秀賞(1名)、優秀賞(1名)、優良賞(1名)、特別賞(5名)、日米協会会長賞(3名)、アルムナイ特別賞(1名)を授与する。

 団体部門は1校あたり20作品以上から応募可能で、応募されたすべての学校に「奨励賞」が贈られる。個人部門への応募作品は、この数に含まれない。

 応募作品の要件は、個人部門が500~700語、団体部門が400~700語の英語エッセイ。今回より団体部門の語数の最小要件を500語から400語に変更し、より多くの学校が取り組めるよう配慮した。

 応募方法は学校を通じての応募となり、専用応募フォームから行う。個人部門では一次審査・最終審査を実施し受賞作品を決定する。審査結果は2025年10月下旬に公式サイトで発表する。

 賞品として、最優秀賞・優秀賞・優良賞の受賞者にPCまたはタブレットを贈呈する。個人部門の全受賞者には、表彰状・トロフィー(またはメダル)のほか、英語学習プログラム参加およびTOEIC Listening & Reading公開テスト受験(1回)を贈呈する。

 参加特典として、両部門の全応募作品に英文ライティングのネイティブ講師からのフィードバックを付けて返却する。

 同コンテストは文部科学省・外務省の後援、日米協会の協賛を受けて実施される。詳細はIIBC高校生英語エッセイコンテストサイトで確認できる。

◆第17回 IIBC高校生英語エッセイコンテスト
応募資格:所在地が日本国内の「国公私立高等学校、高等専門学校(1~3年)」または「中等教育学校(4~6年)」に在学し、英語が母語でない生徒
※上記条件に準ずる教育施設として、在外教育施設による応募を認める場合があります。
応募部門:生徒1名につき1作品とし、学校単位でご応募ください。両方の部門に応募も可能です。
【個人部門】
・1校あたり3作品まで応募可能です。校内選考の実施は各学校のご判断にお任せします。
・一次審査、最終審査の結果、 優れた作品に以下の賞を授与します。
最優秀賞(1名)/優秀賞(1名)/優良賞(1名)/特別賞(5名)/日米協会会長賞※1(3名)/アルムナイ特別賞※2(1名)
※1 一般社団法人 日米協会会長が、国際理解や国際交流の観点で優れた作品を選定
※2 過去の受賞者(アルムナイ)が審査員となり、独自の観点で優れた作品を選定
【団体部門】
・1校あたり20作品以上から応募可能です。個人部門への応募作品は、この数に含みません。
・団体部門にご応募されたすべての学校に「奨励賞」が贈られます。
応募期間:7月1 日(火)~9月16日(火)15時

《中野坂理恵》

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