2025年8月、シンガポールで開催された世界水泳選手権において、日本代表選手は世界の舞台で健闘し、競泳では銀メダル3個、銅メダル1個を獲得した。
競泳でメダルを獲得した選手
男子200m平泳ぎ 渡辺一平(早稲田大学卒・トヨタ自動車)が銀メダルを獲得
男子400m個人メドレー 松下知之(東洋大学・スウィン宇都宮スイミングスクール)が予選1位通過から決勝2位、銀メダルを獲得
女子400m個人メドレー 成田実生(明治大学・スポーツクラブルネサンスKSC金町24)が2着同着で銀メダルを獲得
男子200m自由形 村佐達也(中央大学・イトマン東京)が日本新記録を樹立し、銅メダルを獲得
注目選手
女子800m自由形 梶本一花(同志社大学・枚方スイミングスクール)8位入賞 *オープンウォーター(OWS)でも代表入りし、5キロは銅メダル、新種目の3キロノックアウトスプリントでは金メダルを獲得
男子200m平泳ぎ 深沢大和(慶応義塾大学卒・東急/東急スイミングスクールあざみ野)が6位入賞
女子50mバタフライ 池江璃花子(日本大学卒・横浜ゴム/スポーツクラブルネサンス)と平井瑞希(日大藤沢高・TOKIOインカラミ)が準決勝まで進出
女子100mバタフライ 平井瑞希7位入賞
女子4×100mメドレーリレー 高橋美紀(中京大学卒・林テレンプ/アリーナつきみ野スポーツクラブ)、鈴木聡美(山梨学院大学卒・ミキハウス)、平井瑞希、池本凪沙(中央大学・イトマン東京) 7位入賞
女子4×200mメドレーリレー 池本凪沙、難波実夢(近畿大学卒・JSS)、小堀倭加(日本大学卒・あいおいニッセイ同和損害保険/相模原市水泳協会)、梶本一花 8位入賞
混合4×100mメドレーリレー 松山陸(明治大学卒・ガスワン/サイサン)、谷口卓(中京大学卒・GSTR GRAND PRIX/中京清泳会)、平井瑞希、池本凪沙 7位入賞
男子100mバタフライ 水沼尚輝(新潟医療福祉大学卒・新潟医療福祉大学職員)と松元克央(明治大学卒・ミツウロコ/三菱養和スイムスクール)が健闘
今回の世界水泳では日本の水泳界を代表し、全国のさまざまな大学・企業からトップレベルの選手が世界と戦っている。アスリートの進学先の選択肢としては、「スポーツ支援体制」や「文武両道の環境」が重要なポイントとなる。競技力だけでなく、学業との両立を支援する大学の姿勢は、将来の可能性を広げる大きな要素となる。