学校法人の多い市区町村ランキング…2位鹿児島市、1位は?

 デザインワン・ジャパンは2025年8月1日、学校法人の多い市区町村ランキングを発表した。1位は東京都新宿区で63法人、2位は鹿児島県鹿児島市で62法人、3位は仙台市青葉区で59法人となった。

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日本の学校法人 市区町村ランキング
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 デザインワン・ジャパンは2025年8月1日、学校法人の多い市区町村ランキングを発表した。1位は東京都新宿区で63法人、2位は鹿児島県鹿児島市で62法人、3位は仙台市青葉区で59法人となった。

 デザインワン・ジャパンが運営する企業データベース「Akala DB」は、AIが収集する各企業のIR情報や官公庁の統計資料など、一般公開されている大量の企業情報を独自の技術によってデータベース化している。学校法人の多い最新の市区町村ランキングは、法人種別が「学校法人」の法人数を市区町村ごとに集計したもの。調査日は2025年7月23日。

 「学校法人」とは、私立学校を設置・運営するために、私立学校法に基づいて設立される法人のことで、教育事業を行うことを目的とし、非営利性が求められる。2025年7月23日の時点で、学校法人は全国に8,502件。

 市区町村ごとに学校法人の数を集計したところ、最多は「東京都新宿区」63法人、ついで「鹿児島県鹿児島市」62法人、「仙台市青葉区」59法人と続く。ランキングには、東京都の区が複数ランクインしており、特に新宿区、世田谷区、千代田区、文京区などが上位を占めていることから、東京圏に多くの学校法人が集中していることがわかる。法人リストを確認すると、大学や専門学校が多く集積しているという。

 また、ラ・サール学園がある鹿児島市をはじめ、仙台市青葉区、長崎市、金沢市、宇都宮市など、各地方の中核都市が上位にランクインしており、これらの都市が地域における教育の中心地としての役割を担っていることが推察される。大学や専門学校が集積していることに加え、その地域の歴史的な背景や文化的な特性が学校法人の数に影響を与えている可能性も考えられるという。

◆市区町村別 学校法人数ランキング ※2025年7月23日時点
1位 東京都新宿区(63法人)
2位 鹿児島県鹿児島市(62法人)
3位 仙台市青葉区(59法人)
4位 長崎県長崎市(55法人)
4位 東京都世田谷区(55法人)
4位 石川県金沢市(55法人)
4位 栃木県宇都宮市(55法人)
8位 愛媛県松山市(54法人)
9位 東京都千代田区(53法人)
10位 群馬県前橋市(48法人)

《中川和佳》

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