【大学受験】志望校相性診断「獣医学部版」が登場…スタディカルテ

 スタディカルテは2025年8月21日、獣医師を目指す受験生向けの無料診断ツール「獣医学部 志望校相性診断」をリリースした。全国17大学の獣医学部について、偏差値だけではわからない自分と相性の良い大学を診断し、狭き門を突破するための第一歩を後押しする。

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獣医学部 志望校相性診断
獣医学部 志望校相性診断 全 5 枚 拡大写真

 スタディカルテは2025年8月21日、獣医師を目指す受験生向けの無料診断ツール「獣医学部 志望校相性診断」をリリースした。全国17大学の獣医学部について、偏差値だけではわからない自分と相性の良い大学を診断し、狭き門を突破するための第一歩を後押しする。

 獣医学部は競争率が高く、入試の特徴が複雑である。2025年度入試では、国公立獣医学部(前期試験)の出願者数が前年比約6%増を記録し、平均倍率は前期約4.7倍、後期では約15.9倍に達した。特に鹿児島大学B配点では27.2倍にのぼる。こうした厳しい競争環境下では、どの大学に出願し、どの対策を優先するかが結果を大きく左右する。

 志望校を検討する際、偏差値が参考になるが、獣医学部は大学ごとに入試科目や出題傾向が大きく異なる。共通テストの配点が高い大学や、個別学力試験で数学が不要な大学、英語が不要な大学、理科が不要な大学など、違いが多岐にわたり複雑である。そのため、偏差値だけを見て自分と相性の良い大学を判断することは難しく、受験生の意思決定を困難にしている。

 スタディカルテの教務チームは、国内の獣医学部全17大学を徹底分析して診断ツールを開発した。「獣医学部 志望校相性診断」は、スタディカルテIntelligenceのLINEアカウントで利用できる。QRコードからLINEを登録し、初回アンケートに回答後、メニューから「獣医学部 志望校相性診断」をタップすると、相性診断がスタートする。

 診断結果には、診断によって大まかな傾向を捉えた候補校が表示される。各大学の配点や詳細な入試傾向については、診断結果からさらに詳しい情報を確認できる。

 すでに公開している医学部版は累計診断数2,500件超えとなり、偏差値や模試の判定だけでは判断が難しい「自分と相性の良い大学」を客観的に整理できるツールとして、多くの受験生に利用されている。

 いずれも診断後は、過去問分析を通してさらに踏み込んだ相性確認を行うことが推奨される。具体的な学習内容や受験戦略は、受験生の状況に応じて変化するが、合格に向けた学習内容の優先順位づけや、志望校を決めるにあたって重視すべきこと、併願戦略など、自分自身での判断が難しい場合は、スタディカルテMiraの無料学習相談を活用することができる。専門の学習プランナーが受験生ひとりひとりの状況にあわせたアドバイスを行う。

《吹野准》

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