情報処理学会は2025年9月1日より、「第8回中高生情報学研究コンテスト」の応募受付を開始する。応募資格は中・高・高専生(3年生まで)の4名以下のチーム。参加費無料。申込締切は10月31日正午。情報学分野での学習成果をまとめたポスター作品を募集する。
情報処理学会が主催する「中高生情報学研究コンテスト」は、情報学分野に関しすぐれた研究活動を行っている中学生と高校生(中等教育学校の生徒、高等専門学校の1~3年生を含む)に、全国的な研究発表の場を与え、研究成果を表彰することを目的としたもの。
募集テーマは、高等学校共通教科情報科および中学校技術・家庭科技術分野「D情報に関する技術」の趣旨に即した「情報技術による問題解決」「情報倫理とセキュリティ」「情報システムとプログラミング」「情報通信ネットワークとコミュニケーション」「情報管理とデータベース」「情報活用とデータサイエンス」「情報デザインとコンテンツ」の7つの分野。
コンテストは、12月13日から21日にオンラインで開催するブロック大会を経て、2026年3月7日に愛媛県・松山大学にて全国大会を開催する。ブロック大会は「北海道・東北」「関東」「東海・北陸」「関西」「中国・四国・九州」の5つのブロックで実施。勝ち進んだチームが全国大会へと進む。
ブロック大会では、ポスター(オンライン掲示用のA4サイズ・PDF)と400字の説明テキスト、1分以内の説明動画を提出。全国大会では、会場発表用にA0判ポスターを用意する。
応募資格は、中学生や高校生、高専生(3年まで)の4名以下で構成したチームであること。保護者または指導者など責任者が必要。また、チームメンバーのうち少なくとも1名が情報処理学会ジュニア会員であることが条件となっており、ジュニア会員はWebサイトより登録ができる(大学3年生まで会費無料)。
申込締切は10月31日正午。ポスターの提出締切は11月10日正午。なお、全国大会は、第88回情報処理学会全国大会の中での開催となり、参加チームは現地でポスター発表を実施。審査のうえすぐれた発表には、中高生研究賞最優秀賞・文部科学大臣賞(1チーム)や、中高生研究賞優秀賞(最優秀賞とあわせて3チーム以内)、中高生研究賞奨励賞(数グループ以内)などの賞が贈られる。
なお、申込状況に応じて、ブロック大会および全国大会の出場チーム数について、学校単位で制限をかける可能性があるという。申込方法や最新情報は、公式Webサイトで確認できる。
◆第8回中高生情報学研究コンテスト
対象:中学生、高校生、高専生(3年まで)
参加費:無料
申込方法:Webサイトより申し込む
申込開始:2025年9月1日(月)
申込締切:2025年10月31日(金)12:00
ポスター締切:2025年11月10日(月)12:00
【ブロック大会】
形式:オンライン開催
日時:
<北海道・東北ブロック>2025年12月13日(土)14:00~16:00
<東海・北陸ブロック>2025年12月14日(日)10:00~12:00
<関西ブロック>2025年12月14日(日)14:00~16:00
<中国・四国・九州ブロック>2025年12月20日(土)14:00~16:00
< 関東ブロック>2025年12月21日(日)10:00~12:30
【全国大会】
日時:2026年3月7日(土)10:30~15:10(コアタイムは12:40~15:10)予定
会場:松山大学文京キャンパス(愛媛県松山市文京町4番地2)