【大学受験2026】月2万円の奨学金で地域に貢献…札幌学院大の新制度

 札幌学院大学は、2026年4月入学生を対象に、新たな地域貢献奨学金制度「Ebetsu+(えべつプラス)」を人文学部3学科(人間科学科、英語英米文学科、こども発達学科)および法学部法律学科向けに設ける。この制度は、地域社会と学生のつながりを強化し、地域の活性化に貢献する人材の育成を目指す。

教育・受験 高校生

advertisement

札幌学院大学の地域貢献奨学金制度「Ebetsu+(えべつプラス)」
札幌学院大学の地域貢献奨学金制度「Ebetsu+(えべつプラス)」 全 2 枚 拡大写真

 札幌学院大学は、2026年4月入学生を対象に、新たな地域貢献奨学金制度「Ebetsu+(えべつプラス)」を人文学部3学科(人間科学科、英語英米文学科、こども発達学科)および法学部法律学科向けに設ける。この制度は、地域社会と学生のつながりを強化し、地域の活性化に貢献する人材の育成を目指す。

 同奨学金は、年額24万円(月額2万円)が大学内で利用可能な電子マネーとして支給され、最大4年間続けて受給できる。継続には地域貢献活動への参加と学業成績の維持が条件となる。

 対象学科は人文学部人間科学科、英語英米文学科、こども発達学科、法学部法律学科で、一般選抜(一般入試A・B日程および共通テスト利用入試A・B・C日程)で60%以上の得点率を達成した者に提供される。入学後は所定の手続きを経て受給が開始される。

 継続条件としては、ジモ×ガク所管のボランティア「地域貢献活動A~D」を履修し単位を修得することが求められ、GPAや修得単位数など学業成績が良好であること。

 同大学では「Ebetsu+」の趣旨や対象、支給条件をわかりやすく紹介する特設Webサイトを公開しており今後の詳細も同サイトで確認できる。

 札幌学院大学は終戦翌年の1946年に創立、江別市にキャンパスを設けて「学の自由」などの理念を実践し、地域社会へ貢献する人材の育成を続けてきた。1984年に現在の名称に改称された。

《吹野准》

advertisement

【注目の記事】

この記事の写真

/

advertisement

特集