東京都教育委員会は2025年10月14日、2026年度(令和8年度)東京都立立川国際中等教育学校附属小学校の海外帰国・在京外国人児童枠募集について、応募状況を公表した。募集人員12人に対し36人が応募し、最終応募倍率は3.00倍。第1次(抽選)は実施しない。
東京都立立川国際中等教育学校附属小学校は、2022年4月に全国初の公立小中高一貫教育校として開校。12年間の探究プログラム、第1学年から週4時間の英語授業、CLIL(内容言語統合型学習)的な学びによる内容を重視した語学学習など、探究的な学びや語学力と言語能力の育成を特色としている。
一般枠募集に先駆けて実施される海外帰国・在京外国人児童枠募集では、募集人数12人(男6人、女6人)に対して、36人(男21人、女15人)が応募。そのうち、一般枠募集との併願者は15人(男10人、女5人)。最終応募倍率は前年度比0.08ポイント減の3.00倍となった。
志願者数が一定の人数に満たないため第1次(抽選)は実施せず、志願者全員を第1次通過者とする。今後は、11月2日に第2次(適性検査)を実施。11月5日午前9時に第2次(適性検査)通過者を発表し、同日午後2時より第3次(抽選)を行い、合格者を決定する。
一般枠募集は、10月14日から21日までインターネット出願および書類の郵送により応募を受付。第1次(抽選)は11月11日午後2時、第2次(適性検査)は11月22日および23日に実施。第2次(適性検査)通過者の発表は11月29日午前9時、同日午前11時より第3次(抽選)および合格者発表を行う。