東京都、保護者向け「不登校の小中学生支援ポータル」開設

 東京都は2025年10月20日、不登校に関する情報を一元化したポータルサイト「TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ 不登校の小中学生支援ポータル」を開設した。子供の不登校の状況に応じた相談先や支援を見つけることができるほか、専門家のコラムなども掲載しており、誰でも無料で利用できる。

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TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ 不登校の小中学生支援ポータル
TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ 不登校の小中学生支援ポータル 全 3 枚 拡大写真

 東京都は2025年10月20日、不登校に関する情報を一元化したポータルサイト「TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ 不登校の小中学生支援ポータル」を開設した。子供の不登校の状況に応じた相談先や支援を見つけることができるほか、専門家のコラムなども掲載しており、誰でも無料で利用できる。

 東京都の子供政策連携室では、学校生活になじめない子供の学びの場・居場所の多様な選択肢を創出する「学齢期の子育ち」事業の一環として、不登校や不登校傾向にある子供の保護者と専門機関などをつなぐ保護者支援を進めている。今回、不登校の小中学生の保護者に寄り添い、さまざまな支援情報を届けるためのポータルサイトを開設した。

 「TOKYO多様な学びの場・居場所ナビ 不登校の小中学生支援ポータル」では、保護者が不登校の子供の状況に応じた相談先や支援を見つけることができるよう、情報を一元化。区市町村による相談窓口や支援、教育支援センターなどの公的支援、フリースクールなどの民間支援について、幅広く掲載している。

 相談先や支援については、自治体・エリアから検索が可能。東京都の相談・支援や関連サイトについても一覧から探すことができる。

 保護者への心理的サポート、各種支援の選び方、発達特性など、専門家によるコラムも紹介。10月20日には「わが子の不登校に戸惑うあなたへ」「発達特性や感覚過敏がある子供への支援」など、5本のコラムを掲載しており、今後も随時追加予定。

 東京都の子供政策連携室は「子供が不登校になって、どう接すればよいのかわからなくなってしまった」「いろいろな支援があるが、どう選んだらいいかわからない」などの悩みや困りごとの支援につながる最初の一歩として、気軽に利用してほしいと呼びかけている。

《奥山直美》

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