アクトインディが運営する子供とお出かけ情報サイト「いこーよ」の調査部門「いこーよファミリーラボ」は、「子育て世帯のイルミネーションへの興味関心」に関する調査結果を発表した。調査によると、2025~2026年の冬シーズンに子供とイルミネーションに行きたいと考える保護者は8割を超え、特に「クリスマスイルミネーション」や遊園地・テーマパークのイルミネーションへの関心が高いことがわかった。
2025~2026年の冬シーズンに「子供と家族でイルミネーションに行ってみたいですか?」という質問に対し、「はい」と回答した子育て世帯は84.5%にのぼった。イルミネーションが、冬の家族のレジャーとして高い関心を集めているようすがうかがえる。
行ってみたいイルミネーションの種類(複数回答)では、「クリスマスイルミネーション」が73.0%で最多となった。ついで「遊園地・テーマパークのイルミネーション」が46.7%、「水族館やドーム、商業施設の屋内イルミネーション」が33.8%、「音と連動したり、触れると動くイルミネーション」が31.9%、「クリスマスマーケットや屋台などがあるイルミネーション」が31.0%と続いた。
「クリスマスイルミネーション」については、「ハウステンボスのイルミネーションはとっても綺麗で子供たちも大喜びでした。帰りが混むので少し早めに帰ることをオススメします(10歳の男の子、9歳の女の子、5歳の男の子のママパパの声)」や、「東京競馬場のメガイルミはとても綺麗でした。寒いので温かい格好と迷子になりやすいので光る目印を体に付けてでけかましたよ(9歳の男の子のママパパの声)」などの声が寄せられた。
2位の「遊園地・テーマパークのイルミネーション」では、アトラクションとあわせて楽しみたいという保護者からの支持がみられた。「あしかがフラワーパークは、夜に人がたくさんいて、イルミネーションでキラキラしているのがお祭りみたいで楽しかったようで、今年も楽しみにしています。なるべく平日に行くようにしています(4歳の男の子のママパパの声)」、「伊豆ぐらんぱる公園は子どもも遊園地で遊びながらイルミネーションを見れたので、飽きずに楽しめました(11歳の女の子、6歳の女の子のママパパの声)」といったコメントがあった。
3位の「水族館やドーム、商業施設の屋内イルミネーション」は、寒い冬でも快適に楽しめる点が評価されている。「屋内のイルミネーションは、暖かいので子連れのおでかけにはありがたいです(9歳の男の子、5歳の男の子、0歳の女の子のママパパの声)」など、小さな子供連れの家族からの需要がうかがえる。
「音と連動したり、触れると動くイルミネーション」のような体験型のイルミネーションも人気を集めている。「ハーベストの丘にはイルミネーションの上を滑れる芝すべりがあって、夜も遊べるアトラクションが豊富でこどもたちも大喜びでした(4歳の男の子、1歳の男の子のママパパの声)」、「よみうりランドのイルミネーションは、音楽と連動したイルミネーションや噴水とダンサーとイルミネーションのショーがとても楽しかったです(11歳の男の子、9歳の男の子のママパパの声)」など、そこでしかできない体験が魅力となっている。
調査結果のまとめによると、子育て世帯はイルミネーションの美しさや体験としての楽しさに加え、子供連れでの行きやすさを兼ね備えたスポットを求めている傾向にある。自由記述では、「イルミネーション目的のおでかけは子供が小さくハードルが高いが、別目的で訪れた場所にクリスマスイルミネーションがあるとうれしい」「景色が綺麗だったが子供はトイレが近くなるので、トイレがあるかは注意してでかけるのが◎」といった声も寄せられており、設備の充実度も重要な選択基準となっていることがわかった。

