NEXERと家庭教師のラストは共同で、全国の男女1,000人を対象に「勉強を教えてもらいたい芸能人」に関するアンケート調査を実施し、結果を発表した。1位にはお笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザーが選ばれた。2位は予備校講師の林修、3位はお笑いコンビ「ロザン」の宇治原史規が続いた。
同調査は、2025年11月4日から11月10日の期間、全国の男女1,000人を対象にインターネットで実施されたもの。「もっとも『この人に勉強を教えてもらってみたい！』と思う芸能人」を1人選び、その理由について尋ねた。
1位に選ばれたのは、162票を集めたカズレーザー。回答者からは「いちばん上手に教えてくれそうな感じ」「物事の説明の仕方がうまいから」「頭が良く、芸人でもあるので、おもしろく教えてもらえそうだから」などのコメントが寄せられた。豊富な知識量やわかりやすい説明力に加え、ユーモアを交えて楽しく学べそうというイメージが多くの支持を集めたようすがうかがえる。
2位は、103票を獲得した林修。「教えるプロだから」「現役の予備校講師で、授業がわかりやすいから」「プロの教え方はさぞかし響くだろうと」など、指導のプロフェッショナルであることへの信頼感が多くの票につながった。長年の経験に裏打ちされた指導力とわかりやすい解説に期待する声が多数見られた。
3位は、49票の宇治原史規。「賢いイメージがあるから」「頭が良いし教えるのが上手そう」「暗記ではなく、理論構築で覚えるコツを教えてくれそうなので」といった理由があがった。クイズ番組などで見せる知的なイメージや、論理的な思考力が高く評価されている。
4位は、45票で俳優の芦田愛菜。「優しくて頭がいいから」「本をたくさん読んでいて、教養がありそうだから」「現役大学生で優しそうで丁寧に教えてくれそうだから」などの声が集まった。知性と品格を兼ね備え、相手に寄り添って丁寧に教えてくれそうな人柄が支持された。
5位は、41票のタモリ。「人生経験豊富そうだから」「学校の先生にも向いていそうなくらい博識」「マニアックな歴史をたくさん知ってそうだから聞いてて楽しそう」などのコメントがあった。長年の芸能活動で培われた博識ぶりや独特の視点から、教科書にとどまらない幅広い学びを得られそうだと考える人が多いようだ。
6位から10位の結果は、6位：池上彰（33票）、7位：小島よしお（32票）、7位：伊沢拓司（32票）、9位：菊川怜（31票）、10位：武田鉄矢（28票）だった。
調査結果からは、「知識がある」「説明がわかりやすい」といった要素に加え、「親しみやすさ」や「ユーモア」を重視する傾向が見られた。単に知識が豊富なだけでなく、学習者の立場に立って教えてくれそうな人物が多く選ばれており、楽しく納得しながら理解したいという学びへの姿勢がうかがえる。
