日本学生支援機構（JASSO）が運営する東京日本語教育センターは2025年12月9日、留学生の寮生活を支援するレジデント・アシスタント（RA）の募集を開始した。採用期間は2026年4月からの1年間で、対象は大学・大学院在籍の日本人学生ら。申請締切は2026年1月30日。
東京日本語教育センターは、日本の大学や大学院への進学を希望する外国人留学生に対し、日本語教育を中心とした予備教育を実施している。校内に併設する留学生寮には、現在約140名の留学生が居住しており、RAが寮生への生活指導や相談対応、イベントの企画運営、緊急時の対応など寮運営をサポートしている。
2026年度のレジデント・アシスタントは6名を募集する。対象は、大学または大学院に在籍する日本人学生などで、2026年4月1日～2027年3月31日までの1年間を通して在寮できることが条件となる。日本語での十分なコミュニケーション力に加え、RAの業務を理解し、国際交流プログラムに積極的に協力する姿勢などが求められる。
謝金は月額1万4,000円。寮費については月額3万円（Wi-Fi通信費込み）を負担し、入寮時には入寮金1万5,000円と預り金3万円（上半期分・電気代）が別途必要になる。
応募締切は2026年1月30日。応募状況によっては期間中でも締め切る場合があるとしている。申請は、機構Webサイトよりダウンロードした申請書に必要事項を記入して、メールで提出する。応募者から順次書類選考を行い、通過者には面接日時を案内する（日時は応相談）。面接は東京日本語教育センターで実施し、所要時間は30分～1時間程度。採否は、応募時に登録したメールアドレスあてに通知される。
募集についての詳細は、Webサイトに掲載している「2026年度RA募集案内」や「2026年度RA募集について（Q＆A）」などで確認できる。
◆2026年度RA募集概要
応募期間：2025年12月9日（火）～2026年1月30日（金）
※応募状況により応募期間中に締め切る場合あり
対象：大学・大学院在籍の日本人学生等
募集人員：6名
採用期間：2026年4月1日（水）～2027年3月31日（水）
※RAとしての活動が評価された場合、継続できる可能性あり
申込方法：申請書をメールで送付
