旺文社教育情報センターは2025年12月12日、大学入試センターが12月9日に公表した「2026年大学入学共通テスト確定志願者数」をもとに、今年度の概況についてまとめた。志願者総数は49万6,237人で、前年(49万5,171人)とほぼ同規模にとどまった。現役志願率の同時発表が見送られた件についても見解を示している。
旺文社の分析によると、2026年共通テストの志願者総数は49万6,237人で、前年に比べ1,066人増加。ほぼ昨年並みの志願者数となった。このうち、現役志願者は42万311人で前年比5,657人減。18歳人口は前年並みと見込まれ、大学への現役志願率(一般入試・総合型選抜など大学全体の志願率)も上昇している中、共通テストの現役志願者数が減少した背景には、年内入試への移行や、一般選抜でも共通テストを利用せず、大学独自試験を選択する受験生が増えているといった要因が考えられるという。
リシードで全文を読む
