【大学受験2026】東海大、新特待生奨学金「ゼントク」 最大500名

 東海大学は、2026年度入試から特待生奨学金「ゼントク」を導入する。2026年2月2日・3日に全国18地区で実施される全学部統一選抜(前期)の合格者の中から、成績優秀者を対象に経済的支援を行う。学費免除タイプの特待生および入学奨励タイプの奨学生を最大500名まで採用する。

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特待生奨学金「ゼントク」
特待生奨学金「ゼントク」 全 1 枚 拡大写真

 東海大学は、2026年度入試から特待生奨学金「ゼントク」を導入する。2026年2月2日・3日に全国18地区で実施される全学部統一選抜(前期)の合格者の中から、成績優秀者を対象に経済的支援を行う。学費免除タイプの特待生および入学奨励タイプの奨学生を最大500名まで採用する。

 「ゼントク」の特待生奨学金は、学費免除タイプと入学奨励タイプの2種類を設けている。学費免除タイプは入学金と4年間の授業料が原則全額免除となり、最大120名が対象となる。入学手続時に減免され、第2セメスター以降も審査継続のうえ授業料が給付される。入学奨励タイプは入学手続時の授業料から20万円減免し、最大380名が対象となる。

 選考は全学部統一選抜(前期)における3科目受験のうち高得点の2科目で判定し、得意科目を生かせる形式となっている。また、英語外部試験スコアも利用可能。1日で3学科、2日間で最大6学科まで併願でき、併願割引制度が適用される。全国18地区に試験場を設置し、北海道から九州まで地元での受験が可能。

 すでに総合型選抜や学校推薦型選抜で合格した場合でも、全学部統一選抜(前期)で同学科に出願することで特待生奨学金に挑戦できる。対象学部は、工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻および医学部医学科を除く全学部。

 全学部統一選抜(前期)の試験日は、2026年2月2日と3日で、いずれかの日の受験が可能。合格発表は2月9日、入学手続期間は2月9日から19日に設定されている。特待生学費免除タイプの採用者は入学手続期間が2月28日まで延長される。試験科目は文系が英語・国語・選択科目(「日本史探究」「世界史探究」「地理総合、地理探究」「公共、政治・経済」から1科目)、理系が英語・数学・選択科目(「物理基礎、物理」「化学基礎、化学」「生物基礎、生物」から1科目)となっている。

 試験会場は札幌(札幌キャンパス)、仙台、郡山、水戸、高崎、大宮、津田沼、品川キャンパス、みなとみらい/湘南キャンパス、新潟、金沢、静岡キャンパス、名古屋、大阪、広島、福岡、熊本キャンパス、鹿児島の全国18地区に設けられている。出願期間は2026年1月4日から20日まで。

 そのほか、東海大学では多様な奨学金制度を用意しており、詳細は入試情報特設ページに掲載されている。

《風巻塔子》

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