【高校受験2026】通信制ワオ高、入試出願開始…事前公開問題「自己表現」

 ワオ未来学園 ワオ高等学校は、2026年度新入学入試として、2026年1月出願の受付を2025年12月21日に開始する。

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ワオ高校、入試面接問題公開中
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 ワオ未来学園 ワオ高等学校は、2026年度新入学入試として、2026年1月出願の受付を2025年12月21日に開始する。

 同校は哲学・科学・経済を学べる通信制高校で、全日制高校の出願なども始まる入試シーズン本番を迎え、例年出願が増える時期となっている。東京・大阪・岡山の通学コースでは、専願出願した人に向けての特典もある。

 出願期間は12月21日から1月20日まで、面接入試期間は2月2日から2月6日まで、合格発表は2月12日、入学手続締切日は2月27日となっている。

 同校の入試は、調査書や学力検査で判断するのではなく、自分の言葉で自分の考えを述べる「自己表現」を重視した入試を実施している。そのため、入試問題を事前に伝え、面接などによる対話で自己表現をしてもらう。出願前に実際の問題をWeb上で公開しており、「どんな問題が出るのかわからなくて不安…」という受験生や保護者も事前に十分に準備できる。哲学・科学・経済の問題を公開している。

 2026年度新入学入試では、東京・大阪・岡山の「通学コース」で専願出願した人のうち、先着30名には通学コース初年度受講料10万円(税別)を免除する。

 同校は、全国から入学できる広域通信制・単位制の高等学校である。オンラインを活用した柔軟な学びに加え、哲学・科学・経済などをテーマにした「教養探究」や、生徒同士・教員との対話を重視した探究活動を通して、自分の「好き」や「将来」にじっくり向きあうことができる。

 同校では、なぜ「哲学」を学ぶのか。多様性や変化に富んだこの時代では、絶対の正解が与えられることはない。だからこそ、豊かな教養と柔軟な発想をもって、これからの社会を作り上げていく力が必要になる。

 「哲学」は、人間の営みについて「普遍妥当」な定義を求めて、「考える」ということを磨き続ける言語ゲームである。今生きている社会を、哲学的な見方で見つめなおすことで、今見えている世界がまったく違ったものに見え、身近な社会問題も新たな視点で捉えなおすことができるようになる。高校生のうちに、そんな「目を開く」体験をしてほしいという思いで、対話を繰り返し、とことん「考える」授業を展開している。

 通信制高校である同校では、オンラインとリアルの良さを生かした学びができる。全国どこからでもオンラインでつながるバーチャルキャンパスで、日々のホームルームや朝活などの共同学習、学内イベントなどを日々開催し、遠隔地の生徒や教職員が対話を深めている。岡山・東京・大阪のキャンパスには「通学コース」があり、専属コーチがひとりひとりサポートしながら学習リズムを整え、プログラミングや英会話も実践する。

 さらに、47都道府県・500校舎以上の「個別指導Axis」に通うことで学習サポートが受けられる「個別指導Axisコース」では、大学入試対策から学び直しまで個別最適化で全力サポートする。

《風巻塔子》

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