中高生の8割が生成AI利用あり、勉強のほか趣味や相談も

 菅公学生服は2026年1月27日、中学・高校生1,200人の生成AI利用実態調査の結果を明らかにした。中高生の約8割が生成AIを使った経験があり、特に女子の利用頻度が高いことがわかった。生成AIとは文章や画像、音声などを新たに生み出す人工知能であり、学校教育のデジタル化にともない利用が広がっている。

教育ICT 中学生

advertisement

中高生の生成AIの利用実態の調査(イメージ)
中高生の生成AIの利用実態の調査(イメージ) 全 4 枚 拡大写真

 菅公学生服は2026年1月27日、中学・高校生1,200人の生成AI利用実態調査の結果を明らかにした。中高生の約8割が生成AIを使った経験があり、特に女子の利用頻度が高いことがわかった。生成AIとは文章や画像、音声などを新たに生み出す人工知能であり、学校教育のデジタル化にともない利用が広がっている。

 生成AIの使用シーンについては「勉強の調べもの」が約7割ともっとも多く、続いて「レポート・作文のヒント」「趣味・遊び」「相談・話し相手」など多様な場面で用いられていた。特に女子生徒の約5割が相談や話し相手として生成AIを利用していることが特徴的だ。

 学校の授業や宿題における生成AIの使い方では、「考え方や構成のヒントをもらう」が全体の63%で最多となり、「自分の文章を直してもらう」「調べものなどの情報検索のみ」など学習補助ツールとしての活用がうかがえる。一方で、約2割の生徒が「最初から答えを全部出してもらう」と回答し、課題解決の際に自ら考える過程を省略する手段として使っている実態も判明した。

 性別別の傾向では、女子が「よく使っている」と答えた割合が46.8%と男子より10ポイント以上高く、男子の「たまに使っている」がもっとも多いという差異がみられた。学年別では中学生と高校生で利用経験や利用シーンに大きな差はなく、全体的に広く利用されていることが示された。

 生成AIは2022年11月のChatGPT公開以降急速に広がり、対話形式で自然なコミュニケーションが可能なことから、中高生にとって単なる検索ツールから自分の考えを整理したり悩みを打ち明ける相手となるなど、利用の幅が広がっていることがうかがえる。

 今回の調査は2026年1月にインターネットリサーチにより行われ、菅公学生服が主体、ネオマーケティングに委託し実施された。調査対象は、全国の中学・高校生1,200人(男女各600人)。調査結果は同社の調査レポート「カンコーホームルーム」Vol.240にて掲載されている。

《吹野准》

advertisement

【注目の記事】

この記事の写真

/

advertisement

特集