【共通テスト2026】結果総まとめ…旺文社「ビジュアルデータ分析」公開

 旺文社教育情報センターは2026年2月27日、ビジュアルデータ分析「2026年共通テストの結果を総まとめ!」を公表した。受験状況や平均点の推移、科目別の詳細な分析など、2026年1月に実施された共通テストの結果をまとめている。

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 旺文社教育情報センターは2026年2月27日、ビジュアルデータ分析「2026年共通テストの結果を総まとめ!」を公表した。受験状況や平均点の推移、科目別の詳細な分析など、2026年1月に実施された共通テストの結果をまとめている。

 2026年度の共通テストは1月17日・18日(追・再試験1月24日・25日)に行われた。志願者全体の数は前年並みであったが、現役生が減少、既卒生が増加するという特徴がみられた。特に「既卒2年目」の志願者は約4,000人増と大幅に増加。この要因として、現役時は旧課程入試の最終年であったため浪人を回避して大学進学した層が再チャレンジしたことや、Web出願への移行により卒業証明書の提出が不要になるなど手続きが大幅に簡略化されたことが挙げられている。

 新課程導入から2年目を迎えた今回は、数学I・A、国語、情報I、物理などの主要科目が難化。全体的な平均点低下につながったという。6教科7科目の加重平均点で見ると、前年より25.86点低い509.71点となり、得点率は前年比2.9ポイント減の56.6%まで落ち込んだ。

 科目ごとにみると、数学I・Aの平均点は47.20点(前年差6.31点減)で、センター試験時代を含めて過去2番目の低さを記録した。物理の平均点は45.55点(前年差13.41点減)で、過去最低を更新。国語は、2年連続で上昇していたものの、今回は10.30点の大幅ダウンに転じた。情報Iの平均点は前年差12.67点減の56.59点となったが、難易度としては適正になったと分析している。

 一方、受験者を9段階で評価する「スタナイン」についても言及。多様な選抜方法への活用が期待されているにもかかわらず、利用する大学が広がっていないという。おもに追・再試験のスタナインがない(正確には本試験のスタナインが本・追・再試験全体のものとされている)のが最大の難点と分析。全国に先駆けて利用していた大学が取り止めるなど、導入への課題が多いことがうかがえた。

 ビジュアルデータ分析「2026年共通テストの結果を総まとめ!」は、旺文社教育情報センターのWebサイトで閲覧できる。

《川端珠紀》

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