北海道大学は2026年3月4日、2月25日に実施した2026年度(令和8年度)一般選抜(前期日程)の外国語「英語」において、出題ミスがあったと発表した。1の問題文に誤記があり、設問に対して適切な選択肢を選べない可能性があったという。同大学は、当該科目の受験者全員となる5,266人を正解として扱う救済措置を講じる。なお、科目間の得点調整は行わない方針だ。
同大学の発表によると、ミスが判明したのは、2月25日に実施した一般選抜(前期日程)の英語「1」の問題文の12行目。ラップ(Rap)の起源について記された文章の中で、本来は1970年代初頭を指す「early 1970s」とすべきところを、誤って1980年代初頭の「early 1980s」と記載していた。この誤記の影響により、空欄に入るもっとも適切な語句を4つの選択肢から選ぶ「問2」において、受験生が正答を特定できない可能性が生じたという。
問2の選択肢には、(A)be traced back to、(B)be taken place in、(C)be detached from、(D)be derived fromが用意されていた。問題文の年代設定が事実と異なっていたため、文脈判断に支障をきたす恐れがあった。これを受け、同大学は英語の受験者全5,266人に対し、当該設問を正解として加点することを決定した。
同大学は3月4日、公式サイトの入学案内ページに出題ミスの内容と対応措置を掲載した。得点調整は行わないとしている。

