人事院は2026年3月9日、2026年度国家公務員採用総合職試験(春)の申込状況などを公表した。院卒者試験および大卒程度試験の申込者は1万2,486人で、前年度に比べ3.8%増加した。春試験の申込者数が前年度を上回るのは、2022年度以来4年ぶりとなった。
国家公務員採用総合職試験(大卒程度試験)は、政策の企画・立案または調査・研究に関する事務をその職務とする係員の採用試験。毎年春と秋に実施しており、春は院卒者試験9区分、大卒程度試験12区分の試験を実施する。
2026年度春の総合職試験は、2月2日~24日まで出願を受け付けた。2026年度から導入された「教養区分」の春実施は、専攻分野を問わず、企画立案の基礎的な能力を重視する区分で、19歳の春(おもに大学1年生の3月)から受験できる。2026年度の教養区分(春)の申込者数は、3,132人となった。
院卒者試験および大卒程度試験の申込者数の合計は1万2,486人で、前年度より458人増えた。3.8%の増加となり、前年度より増えるのは2022年度以来4年ぶりとなった。また、女性の申込者数は5,519人で、申込者数全体に占める女性の割合は44.2%となり、前年度の44.3%とほぼ同水準となった。
秋と春の合計申込者数は、前年度比1,638人増の1万8,400人が申し込み、申込者数の増加率は前年度に比べ9.8%と増加した。
今後、院卒者・大卒程度(教養区分を除く)と教養区分の第1次試験は3月15日、合格者発表は3月30日。第2次試験は、院卒者・大卒程度(教養区分を除く)の筆記が4月12日、人物試験が4月20日から5月15日。教養区分の企画提案が4月27日または30日、政策課題討議と人物は、4月28日または5月1日。最終合格者発表日は、いずれも5月29日。
2026年度春試験最終合格者の2027年4月採用に向けた官庁訪問は、2025年度秋試験(教養区分)の最終合格者とともに、6月10日より実施し、6月22日以降に内々定となる。
人事院のWebサイト「国家公務員試験採用情報NAVI」では、「試験情報」のほか「採用情報」「国家公務員の紹介」「イベント情報」などを掲載している。

