文化放送キャリアパートナーズは、2027年卒業予定の学生を対象に実施した「就職ブランドランキング調査」の男女・文理別順位を発表した。文系、男子、女子の3部門では伊藤忠商事が1位を獲得。一方、理系ではNTTデータが首位となり、総合ランキングで7年連続1位の伊藤忠商事を上回った。
同調査は、文化放送キャリアパートナーズの就職情報研究所が、2025年10月1日から2026年3月15日までの期間、2027年春に入社を希望する同社運営の就職サイト「ブンナビ」会員などを対象に実施したもの。有効回答数は1万9,071名(男子9,089名、女子9,982名/文系1万3,638名、理系5,433名)で、1名が最大5社まで志望企業を選択する形式で投票が行われた。
文系学生のランキングでは、総合商社の伊藤忠商事が1位に輝いた。2位には全日本空輸(ANA)、3位には大和証券グループが続いた。トップ10には総合商社、金融、航空、広告など、幅広い業界の大手企業が名を連ねており、学生たちの安定志向や社会貢献への関心の高さがうかがえる結果となった。
理系学生のランキングでは、NTTデータが1位を獲得した。総合ランキングで首位を維持する伊藤忠商事は2位となり、IT企業の人気の高さを示す結果となった。3位には本田技研工業、4位には富士フイルムグループがランクインするなど、トップ10にはIT企業のほか、メーカーや食品、住宅関連など、専門知識を生かせる多様な業種の企業が入った。
男子学生のランキングは、伊藤忠商事がトップ。2位に住友商事、5位に三菱商事と、総合商社がトップ5に3社入るなど、依然として高い人気を誇っている。そのほか、日本生命保険や大和証券グループといった金融機関も上位を占めており、男子学生のキャリア志向の一端が見える。
女子学生のランキングでも伊藤忠商事が首位を獲得。2位に全日本空輸(ANA)、6位に日本航空(JAL)がランクインし、航空業界への関心の高さが特徴的だった。また、7位の大日本印刷や9位のSkyなど、男子ランキングのトップ10には見られない企業も入っており、女子学生ならではの視点で企業が選ばれているようすがわかる。
今回の調査では、文系・理系、男女それぞれの就職活動における志向の違いが明らかになった。総合商社や金融が引き続き強い人気を維持する一方で、理系ではIT企業の躍進が目立つなど、社会の動向を反映した結果となっている。なお、同調査の総合順位は2026年3月30日に、業種別順位は4月6日に、IT業界ジャンル別順位は4月13日にそれぞれ発表されている。
◆2027年卒業予定者対象 就職ブランドランキング調査
【文系順位トップ10】
1位:伊藤忠商事
2位:全日本空輸(ANA)
3位:大和証券グループ
4位:日本生命保険
5位:博報堂
6位:丸紅
7位:住友商事
8位:大日本印刷
9位:Daiichi Lifeグループ(第一生命)
10位:東京海上日動火災保険
【理系順位トップ10】
1位:NTTデータ
2位:伊藤忠商事
3位:本田技研工業
4位:富士フイルムグループ
5位:ソニー
6位:住友商事
7位:味の素
8位:Sky
9位:住友林業
10位:丸紅
【男子順位トップ10】
1位:伊藤忠商事
2位:住友商事
3位:日本生命保険
4位:大和証券グループ
5位:三菱商事
6位:博報堂
7位:東京海上日動火災保険
8位:本田技研工業
9位:富士フイルムグループ
10位:三井住友信託銀行
【女子順位トップ10】
1位:伊藤忠商事
2位:全日本空輸(ANA)
3位:丸紅
4位:大和証券グループ
5位:博報堂
6位:日本航空(JAL)
7位:大日本印刷
8位:日本生命保険
9位:Sky
10位:SMBC日興証券

