文化の日、無料で行ける博物館・美術館まとめ

 11月1日から7日の「教育・文化週間」と11月3日の「文化の日」にあわせ、全国の博物館や美術館、動物園、水族館などが無料開館や関連イベントを実施する。文化庁は、2026年10月16日時点の情報として、都道府県ごとの施設の取組みを一覧にまとめてWebサイトで公表している。

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2026年度「教育・文化週間」・「文化の日」の無料開館や関連イベント情報について(一部)
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 11月1日から7日の「教育・文化週間」と11月3日の「文化の日」にあわせ、全国の博物館や美術館、動物園、水族館などが無料開館や関連イベントを実施する。文化庁は、2026年10月16日時点の情報として、都道府県ごとの施設の取組みを一覧にまとめてWebサイトで公表している。

 「教育・文化週間」(11月1日~7日)は、教育・文化に関する行事を全国的に実施し、国民の関心と理解を深め、充実・振興を図ろうと、1959年の閣議了解に基づき、毎年実施。全国で教育・文化に関する行事を集中的に展開している。

 文化庁では、「教育・文化週間」「文化の日」に関連した全国の博物館・美術館・動物園・水族館などの無料開館、関連イベントなど2026年の予定を集約。一覧にまとめて、Webサイトで公開している。一覧には、施設名、関連事業の概要、実施日・期間、具体的な内容が記載されている。無料の対象や期間は施設ごとに異なり、企画展は有料の施設もある。

 一例として、東北では、無料開館とあわせて体験型の企画が行われる。仙台市八木山動物公園は11月3日に入園料を無料とする。仙台市天文台は同日、口径1.3mの「ひとみ望遠鏡」を使い、昼間でも見える明るい天体を観察する「昼間の天体観望会」を行う。悪天候時は望遠鏡案内となる。仙台市秋保大滝植物園は11月3日、秋保大滝植物園まつりとして、クイズ・スタンプラリー、工作教室、野点などを実施する。記念品の配布があり、ラリー参加者には景品が贈られる。

 山形県の山寺芭蕉記念館は11月3日に無料開館とし、10月16日から11月30日まで特別展「芭蕉と江戸ワンダーランド」を開催する。福島県立美術館は11月3日の常設展を無料とする。ふくしま教育週間の11月1日から7日には、高校生以下を対象に「ごろごろまるまるネコづくし」展の観覧料を無料にする。常設展は高校生以下であれば常時無料だ。

 関東では、茨城県の国土地理院 地図と測量の科学館が11月3日に体験イベントを行う。内容は「測量用航空機『くにかぜ』機内公開」と「地図かるた」である。茨城県立歴史館は11月1日から23日まで「歴史館いちょうまつり」を開き、11月13日の県民の日は入館を無料とする。栃木市立美術館と栃木市立文学館は11月1日と3日に無料開館とする。11月1日は浮世絵に描かれた動物をヨガで表現する体験企画を事前申込制で行い、11月3日は「とちぎミュゼフェス2026」として金管四重奏コンサートや書道パフォーマンスなどを開く。各館とも先着100人にオリジナルグッズなどを贈る。

 千葉県では、千葉県立中央博物館分館海の博物館が11月3日に入場料を無料とし、「標本庫ツアー」を開く。午前10時50分から午前11時20分と午後1時20分から午後1時50分の2回で、各回の定員は15人、対象は小学生以上である。千葉県立現代産業科学館も同日、企画展「未来の素材ワールド~くらしを変える新しいチカラ~」の入場料を無料とする。神奈川県の横須賀美術館は11月3日、常設展の所蔵品展と谷内六郎展を無料で観覧できるようにする。企画展は観覧券が必要で、駐車場は有料。

 埼玉県のさいたま文学館は、11月1日に「埼玉文芸『秋の集い』」で詩人の向坂くじら氏を講師に迎える。11月7日には「雅楽と古典文学~平安より伝わる悠久の調べ~」と題したレクチャーコンサートを開く。ともに入場無料で事前申込制となっている。

 関西では、滋賀県立美術館が国立印刷局と共同で、10月6日から11月15日まで企画展「お札を支える伝統技術~すき入れ・凹版・彩紋の世界~」を開催する。11月3日には、工芸官が参加するワークショップや凹版彫刻の実演などの関連イベントがある。京都の京セラギャラリーは、10月16日から11月28日まで秋季特別展「トラバース:ピカソ『347シリーズ』と現代作家たち」を入場無料で開く。11月3日の午後1時から午後3時には、小学生と保護者を対象に、ピカソ作品を鑑賞して家族の思い出を描くワークショップを行う。定員は15人である。11月7日の午後2時から午後3時には、ポーラ美術館学芸部課長の今井敬子氏による講演会がある。兵庫県立美術館は11月3日、コレクション展の観覧を無料とする。和歌山県の京都大学白浜水族館は同日、先着50組に「白浜海岸生物観察ガイド」と「いきものかんマグネット」を無料で配布する。

 四国では、徳島県立博物館が11月3日から15日と23日に常設展の観覧を無料とし、11月3日には「文化の森秋祭り」を行う。高知県立のいち動物公園は、開園35周年を記念して10月31日から11月3日までイベントを開く。江戸家猫八氏による動物鳴きまねライブやスマホを使ったクイズラリーなどがある。11月3日の開園記念日も入園料が必要で、大人は470円、18歳未満と高校生以下は無料。

◆文化の日(11月3日)無料開館の施設
【博物館(歴史館・資料館・科学館・文学館などを含む)】
<北海道・東北>
弟子屈町屈斜路コタンアイヌ民族資料館、中頓別町郷土資料館、岩手県立博物館、HOKUSHU仙台市科学館、仙台市縄文の森広場、仙台市博物館、仙台市秋保大滝植物園、仙台市天文台、白瀬南極探検隊記念館・象潟郷土資料館・フェライト子ども科学館・仁賀保勤労青少年ホーム展示室、大館郷土博物館、山寺芭蕉記念館、山形県立うきたむ風土記の丘考古資料館、酒田市松山文化伝承館、庄内町内藤秀因水彩画記念館、米沢市上杉博物館、山形県立博物館、南相馬市博物館、須賀川市立博物館
<関東>
土浦市立博物館、那須歴史探訪館、千葉県立中央博物館、千葉県立現代産業科学館、芝山町立芝山古墳・はにわ博物館
<北陸・甲信越>
新潟市北区郷土博物館、羽咋市歴史民俗資料館、旧林家住宅 旧渡辺家住宅、市立岡谷美術考古館、北相木村考古博物館、塩尻短歌館、自然博物館、木曽漆器館、中村邸、贄川関所、平出博物館、本洗馬歴史の里資料館、歴史民俗資料館、旧近衛文麿別荘、追分宿郷土館、堀辰雄文学記念館、軽井沢町植物園
<東海>
大垣市奥の細道むすびの地記念館、中津川市鉱物博物館、瑞浪市化石博物館、瑞浪市陶磁資料館、可児郷土歴史館、荒川豊蔵資料館、戦国山城ミュージアム、飛騨みやがわ考古民俗館、高原郷土館(神岡城)、史跡 江馬氏城館跡公園、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館、浜松市博物館
<近畿>
立命館大学国際平和ミュージアム、京セラギャラリー、花園大学歴史博物館、大谷大学博物館、亀岡市文化資料館、城陽市歴史民俗資料館、京都府立山城郷土資料館、兵庫県立人と自然の博物館、兵庫県立考古博物館、唐古・鍵考古学ミュージアム、南方熊楠記念館
<中国・四国>
広島市郷土資料館、広島市江波山気象館、ヌマジ交通ミュージアム(広島市交通科学館)、福山市鞆の浦歴史民俗資料館、福山城博物館、戦国の庭歴史館 / 古保利薬師収蔵庫 / 芸北民俗芸能保存伝承館 / 芸北高原の自然館、徳島県立博物館、徳島県立鳥居龍蔵記念博物館、徳島県立文学書道館、大洲市立肱川 風の博物館・歌麿館、愛媛民芸館 / 西条郷土博物館 / 五百亀記念館
<九州・沖縄>
諫早市美術・歴史館(※市内在住者対象)、夏目漱石内坪井旧居、徳富記念園、熊本洋学校教師ジェーンズ邸、後藤是山記念館、夏目漱石大江旧居、横井小楠記念館、御馬下の角小屋、熊本藩川尻米蔵、田原坂西南戦争資料館、大江医家史料館(分館)・村上医家史料館(分館)、西郷南洲顕彰館、宮古島市総合博物館
【美術館】
<北海道・東北>
岩手県立美術館(※コレクション展)、福島県立美術館(※常設展)
<関東>
栃木市立美術館、栃木市立文学館、神奈川県立近代美術館、横須賀美術館(※所蔵品展・谷内六郎展)
<北陸・甲信越>
新潟市美術館(※コレクション展)、石川県九谷焼美術館、能美市九谷焼美術館「五彩館」、軽井沢型絵染美術館
<東海>
瑞浪市市之瀬廣太記念美術館、岐阜県美術館、公益財団法人平野美術館、かんなみ仏の里美術館、一宮市三岸節子記念美術館
<近畿>
三木市立堀光美術館、三木美術館、兵庫県立美術館(※コレクション展)、丹波市立植野記念美術館、田辺市立美術館
<中国・四国>
広島県立美術館(※所蔵作品展)、ふくやま書道美術館、東広島市立美術館、ふくやま美術館、町立久万美術館
<九州・沖縄>
鹿児島県霧島アートの森、沖縄県立芸術大学附属図書・芸術資料館
【動物園】
<北海道・東北>仙台市八木山動物公園
<中国・四国>広島市安佐動物公園
【水族館】
<関東> 千葉県立中央博物館分館海の博物館

※立正大学博物館(埼玉県)、坂東郷土館ミューズ(茨城県)、石川県立自然史資料館(石川県)、京都市景観・まちづくりセンター(京都府)、京都佛立ミュージアム(京都府)、男山焼会館(和歌山県)は通年無料。

《千葉 智加》

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