神奈川県で難関高校を目指す受験生や保護者にとって、各校の最新の大学進学実績は、志望校選びの重要な判断材料の1つとなっている。大学通信が2026年8月17日に公表した「2026年難関10国立大現役進学者数」によると、神奈川県の公立高校では横浜翠嵐が現役進学者数合計99人で最多となった。これに湘南の82人、柏陽の50人、横浜サイエンスの37人、厚木の34人が続いた。
大学通信は全国約4,300校を対象に進学状況アンケートを実施し、難関10国立大学(東京大、京都大、北海道大、東北大、名古屋大、大阪大、九州大、東京科学大、一橋大、神戸大)における2026年の現役進学者数を集計した(2026年7月31日現在判明分)。同調査で注意すべきポイントは、集計値が単なる「合格者数」ではなく、2026年春に高校を卒業した生徒が実際にどの大学へ進学したかを示す「2026年現役進学者数」である点だ。複数合格した生徒もいる中で、生徒が最終的にどの大学を選択して進学したかという実態を表している。
神奈川県の公立高校における難関10国立大への現役進学者数・率は、横浜翠嵐が合計99人・28.5%(うち東京大36人、東京科学大21人、京都大9人、北海道大9人、東北大8人、一橋大7人、大阪大4人、名古屋大3人、九州大2人)、湘南が合計82人・23.2%(うち東京大24人、東京科学大16人、一橋大15人、北海道大8人、京都大6人、東北大6人、大阪大3人、九州大2人、名古屋大1人、神戸大1人)、柏陽が合計50人・16.0%(うち東北大17人、一橋大12人、東京科学大8人、北海道大6人、東京大3人、名古屋大2人、大阪大1人、九州大1人)、横浜サイエンスが合計37人・16.2%(うち東京科学大14人、東京大8人、東北大6人、北海道大3人、名古屋大2人、九州大2人、京都大1人、一橋大1人)、厚木が合計34人・9.6%(うち東京科学大16人、東北大6人、京都大3人、一橋大3人、北海道大2人、東京大1人、名古屋大1人、大阪大1人、九州大1人)となった。
さらに、相模原中教が合計29人・19.3%(うち東京科学大12人、東京大7人など)、横浜緑ケ丘が合計26人・9.6%(うち東京科学大7人、一橋大7人など)、南が合計20人・10.6%(うち東京科学大8人、東京大5人など)、平塚中教が合計11人・7.5%(うち東京大5人、東京科学大4人など)、川崎・市立が合計10人・9.0%(うち東京科学大5人、東北大3人など)と続いた。
東京大への現役進学者数を高校別にみると、もっとも多かったのは横浜翠嵐36人であった。ついで、湘南24人、横浜サイエンス8人、相模原中教7人、平塚中教5人、南5人、柏陽3人、横浜緑ケ丘2人となり、厚木、相模原・県立、横須賀が各1人で続いた。公立高校から東京大への現役進学を果たしたのはこの11校で、合計93人となった。
同調査における各大学の数字は一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜、系列校の内部進学など、全入試枠合計の現役進学者数。「現役進学者数合計」は、難関10国立大学への現役進学者の合計。「進学率」は、卒業生に占める現役進学者数合計の割合。神奈川県内の高校においては東京大をはじめとする難関国立大へ現役進学者を送り出しており、志望校を選択するうえで実際に進学した生徒数を示すデータは重要な指標のひとつといえる。
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