東京都私立高の難関10国立大現役進学者数、最多「開成」181人

 東京都で私立高校を目指す受験生や保護者にとって、各校の最新の大学進学状況は、志望校選びの重要な判断材料の1つとなっている。大学通信が2026年8月17日に公表した「2026年難関10国立大現役進学者数」によると、東京都の私立高校では開成が現役進学者数合計181人で最多となった。

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 東京都で私立高校を目指す受験生や保護者にとって、各校の最新の大学進学状況は、志望校選びの重要な判断材料の1つとなっている。大学通信が2026年8月17日に公表した「2026年難関10国立大現役進学者数」によると、東京都の私立高校では開成が現役進学者数合計181人で最多となった。これに海城の80人、桜蔭の71人、渋谷教育学園渋谷の61人が続いた。

 大学通信は全国約4,300校を対象に進学状況アンケートを実施し、難関10国立大学(東京大、京都大、北海道大、東北大、名古屋大、大阪大、九州大、東京科学大、一橋大、神戸大)における2026年の現役進学者数を集計した(2026年7月31日現在判明分)。同調査で注意すべきポイントは、集計値が単なる「合格者数」ではなく、2026年春に高校を卒業した生徒が実際にどの大学へ進学したかを示す「2026年現役進学者数」である点だ。複数合格した生徒もいる中で、生徒が最終的にどの大学を選択して進学したかという実態を表している。

 東京都の私立高校における難関10国立大への現役進学者数・率は開成が合計181人・43.9%(うち東京大143人、東京科学大20人、一橋大8人、京都大6人、東北大3人、九州大1人など)、海城が合計80人・25.6%(うち東京大42人、東北大10人、東京科学大10人、京都大7人、一橋大7人、大阪大2人、北海道大1人、九州大1人など)、桜蔭が合計71人・32.6%(うち東京大54人、東京科学大7人、京都大3人、九州大2人、一橋大2人、北海道大1人、東北大1人、大阪大1人など)、渋谷教育学園渋谷が合計61人・30.5%(うち東京大34人、東京科学大9人、一橋大9人、京都大3人、東北大3人、北海道大2人、大阪大1人など)、本郷が合計55人・19.4%(うち東京大20人、北海道大8人、東京科学大8人、東北大6人、京都大5人、一橋大5人、九州大2人、大阪大1人など)となった。

 さらに武蔵が合計53人・31.0%(うち東京大21人、京都大10人など)、女子学院が合計52人・24.2%(うち東京大25人、東京科学大11人など)、早稲田が合計50人・15.8%(うち東京大29人、東京科学大12人など)、駒場東邦が合計49人・21.5%(うち東京大27人、一橋大8人など)、芝が合計47人・16.4%(うち東京大18人、北海道大10人など)などと続いた。

 東京大への現役進学者数を高校別にみると、もっとも多かったのは開成の143人であった。ついで桜蔭54人、海城42人、渋谷教育学園渋谷が34人、早稲田が29人、駒場東邦が27人、女子学院が25人、武蔵が21人、本郷が20人、芝が18人、豊島岡女子学園が17人、攻玉社が14人、巣鴨が11人、桐朋が10人、東京都市大付が9人、広尾学園と雙葉が各7人、吉祥女子と城北が各6人、世田谷学園と三田国際科学学園が各5人、鷗友学園女子と暁星、白百合学園が各4人、高輪が3人、開智日本橋学園と国際基督教大、淑徳、頌栄女子学院、創価、東京都市大等々力、東京農大第一、普連土学園が各2人となり、穎明館、桜美林、学習院、学習院女子、錦城、晃華学園、芝浦工業大附、昭和女子大附昭和、成城、日大第一、八王子学園八王子、宝仙学園、朋優学院、明大付中野、山脇学園が各1人で続いた。私立高校から東京大への現役進学を果たしたのはこの48校で、合計556人となった。

 同調査における各大学の数字は一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜、系列校の内部進学など、全入試枠合計の現役進学者数。「現役進学者数合計」は、難関10国立大学への現役進学者の合計。「進学率」は、卒業生に占める現役進学者数合計の割合。東京都内の私立高校においては東京大をはじめとする難関国立大へ現役進学者を送り出しており、志望校を選択するうえで実際に進学した生徒数を示すデータは重要な指標の1つといえる。

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《川端珠紀》

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