文科省の震災「子どもの学び支援」サイトは機能しているのか?
「東日本大震災 子どもの学び支援ポータルサイト」では、被災地・被災者からの支援の要請と、支援の提案のマッチングが行える仕組みを提供している。
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開設直後から、「支援の提案」は多く寄せられていたものの、「要請の登録」は多いとはいえない状況であった。それでも被災地の学校・教育委員会などで徐々に整理が行われてきたためか、現在は、双方で活用されてきている。
同サイトでは「支援の実現状況」も紹介されており、それによると文房具、机、椅子、スポーツ用品、ランドセル等の支援が実現している。「支援の要請情報データベース」には現在、宮城県、福島県、岩手県の幼稚園、小学校、中学校、高等学校、図書館、教育委員会、養護学校などからの要請が登録されている。
宮城県の公立高等学校や県立中学校の多くが、本日4月21日に始業式を迎えた。今後も円滑な支援を実現し、子どもたちが一日も早く平常の学校生活に戻れるためにも、さらなるサイト活用に期待したい。
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