あしなが育英会、震災遺児をサポートするファシリテーターを募集
あしなが育英会東北事務所では、震災・津波遺児への支援活動をサポートするボランティアを養成するための「ファシリテーター養成講座」の参加者を募集している。
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ファシリテーターの役割は、遺児が心の内に抱えている思いを、言葉や身体で表現しやすいように手助けをすること。子どもが求めているのは、専門家や医師ではなく、「話を聞いてくれる人」や「一緒に遊んでくれる人」を望んでおり、遺児の心の癒しには「安全な場所」と「安心できる人」が必要だという。
ファシリテーター養成講座では、遺児と接する際の基礎知識とスキルを実践形式で学ぶという。講座は仙台と盛岡で5月から7月にかけ3回開催予定。現在は6月18〜19日の盛岡会場と、7月17〜18日の仙台会場の参加者を募集している。講座の修了者は、あしなが育英会が行う震災・津波遺児のプログラムへ参加してもらうという。
◆「ファシリテーター養成講座」参加者募集要項
日時および会場:
(1)5月14日(土)、15日(日) 11:00〜18:00 仙台青葉学院短期大学
※申し込みを締め切り済
(2)6月18日(土)、19日(日) 時間未定 盛岡市内
(3)7月17日(日)、18日(祝) 11:00〜18:00 仙台青葉学院短期大学
募集人数:各回とも、学生30人、一般10人 ※先着順で受け付け
申込方法:開催日の7日前までに、メールで申込書を請求
※申し込み多数の場合は、期限前に受け付けを締め切り
内容:
・死別体験を持つ子どもの悲嘆についての基礎知識
・子どもへの具体的な援助スキル(講義とロールプレイ)
・あしなが育英会の活動内容について
参加費:学生1,000円、一般2,000円
※なお受講してもボランティアに参加できない場合もある
《田崎 恭子》
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