大学教育に適した都市ランキング…東京、京都がランクイン
世界大学ランキングで有名な英Quacquarelli Symonds(QS)は、大学教育に適した都市の世界ランキングは発表した。50位までのランキングには、欧州の都市が並ぶ中、東京が19位、京都が43位にランクインした。
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
調査対象は、人口25万人以上であり、QS世界大学ランキングに2校以上の大学が入っている都市。5つの部門に分け、前年の大学ランキング、留学生の割合、世界生活環境調査の都市ランキング、授業料・生活費の手ごろさ、就職先となりうる企業数などを収集し、総合順位を出した。
ランキング第1位は、パリ。その後ロンドン、ボストン、メルボルン、ウィーン、シドニーと欧州とオーストラリアの都市が続いた。アジアでは、シンガポールが最高の第12位、その他、東京、香港、ソウル、北京、台北、上海、京都、クアラルンプール、京都、バンコクの順にランクインした。
第19位にランクインした東京は、留学生数や割合を評価する部門で50都市中第45位となり、総合評価に影響した。留学生の割合が5%の東京に比べ、上位にランクインしたロンドンやメルボルンは33%、アジアでもシンガポールは35%だった。第43位にランクインした京都も、留学生の割合が低く4%。その他、就職先となりうる多国籍企業の少なさが影響した。
《湯浅大資》
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