KBC、民間学童保育で初の資格制度を今秋より始動
東京と神奈川で学童保育施設を運営する東急グループのキッズベースキャンプは6月13日、民間学童保育分野において初となる保育資格制度「認定キッズコーチ」を11月より開始すると発表した。
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就労女性の増加を背景に、学童保育施設の利用者は過去10年間で2倍以上に急増し、約80万人の子どもが利用しているという。また保育所の待機児童も4万6千人と、保育士の人材供給不足という現状もある。
民間学童保育のパイオニアとして2008年より施設展開しているキッズベースキャンプでは、子どもたちの指導にあたるスタッフを「キッズコーチ」と呼んでいる。放課後の子どもの保育・健全な育成に関わり、子どもの育ちに重要な役割を果たす新しい職業として注目され始めているキッズコーチだが、日本ではまだ学童保育分野には専門資格がない状態。また、業界全体でみると、学童保育の現場で働く人たちは、一部の公務員を除き、安定した生活を可能とするだけの収入もなく、就労のための研修も脆弱な未成熟な分野だという。
同社ではこうした現状の改善を目的に、放課後の子どもの健全な育成に携わるプロフェッショナルのための資格制度としての「認定キッズコーチ」をスタートする。今秋を目処に、資格制度の運営のための一般社団法人を設立する予定。資格制度を通じて、学童保育の現場で必要となる知識や、コーチング能力、コミュニケーション力、マネジメント力などの能力を習得し、キッズコーチが新しい職業として社会的に認められ、業界に良質なサービスが広がっていくことを目指すという。
「認定キッズコーチ」講座は、保育園、幼稚園、小学校、放課後児童クラブといった施設で1年以上勤務した経験者が対象。学童保育概論、小学生の発達、コーチングなどの講習・実習と筆記・実技の試験が課される。受講料は33,600円(講習・試験・登録料の合計)で、今年9月より募集を開始する予定。
また、子どもと楽しく関わるための基礎力の習得を目的とした「キッズコーチ検定」も同時期より開始する。こちらは、子どもに関わる職に関心のある学生や子育て中の親、医療・サービス・販売などのの現場で子どもと接する機会の多い一般社会人を対象とするもの。実践的なコミュニケーションスキルと、リスクマネジメント、発達心理学など講座を受講し、3級から1級までの検定が行われる。
詳細や受講申し込みについては、キッズコーチの専用ホームページで案内していくという。
《田崎 恭子》
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