国際数学五輪で日本の高校生6名全員が銀メダル
コロンビアで7月18日より28日まで開催された「第54回国際数学オリンピック」に6名の高校生が日本代表として参加し、参加者全員が銀メダルを獲得した。国別順位は11位であった。
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国際数学オリンピック(IMO)は、世界各国・地域の数学的才能に恵まれた若者を見いだし、その才能を伸ばすチャンスを与えることを目的として開催されている。第1回大会は、1959年にルーマニアで開催され、1980年を除き毎年7月に開催されている。今年は、97か国・地域から528名の生徒が参加した。
参加者は1日4時間半、各3問の筆記試験を2日間にわたって取り組み、その得点合計で競う。個人戦となっており、国別順位の公式発表はない。成績優秀者にメダルが与えられ、金メダルは参加者の約12分の1、銀メダルは約12分の2、銅メダルは約12分の3が受賞する。
受賞者は、 上苙隆宏さん(早稲田高校2年)と金城翼さん(福岡大学附属大濠高校2年)、 中川雅洋さん(灘高校3年)、野村 建斗さん(筑波大学附属駒場高校2年)、増田成希さん(筑波大学附属駒場高校3年)、山下真由子さん(東京都立新宿山吹3年)の6名全員が銀メダルを獲得した。
来年は、南アフリカ共和国で実施される予定という。
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