全国の大学で学食が多様化、地産地消、復興支援や栄養管理
近年、学食のメニューが多様化しており、地元の野菜を用いたものや、売り上げの一部が東日本大震災の復興支援のための募金に充てられるものなど、食事を通じて地域の農業や社会に貢献できるメニューが増えているという。
生活・健康
食
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
札幌大学では、東日本大震災の被災地支援を目的に、毎月11日に募金を送付するプロジェクト「リムデイ.11」に取り組んでいる。売り上げの一部を募金できるメニューを学食に導入し、一食につき300円を募金する「リムデイランチ」や、週替わりでカレーや丼ものを提供し、一食につき50円を募金する「リムメニュー」などを用意している。
筑波学院大学では、「地産地消フェア」を開催し、茨城県の野菜を使ったメニューをを用意している。「地元野菜のビビンバ丼」や江戸崎産のカボチャや波崎産のピーマンを使用した「チンジャオロースとカボチャの煮物」、つくば産の大根と坂東産のネギを使用した「おろしそば」などを提供している。
昭和女子大学では、全学生の体力向上を目的とした「輝け☆健康「美」プロジェクト」を展開。1日に必要な栄養素量の1/3を昼食で摂ることができるよう、魚を中心とした主菜と副菜を彩りよく組み合わせた「Healthy&Beauty ランチ」を提供。教職員のメタボ対策としても好評を博しているという。
《水野こずえ》
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