全国学力テスト2013ランキング、総合1位は秋田県…とどラン調べ
全国学力テスト2013の公立小中学校・全教科の正答率を相加平均してランキング化すると、第1位は「秋田県」であることが、都道府県別統計とランキングで見る県民性(とどラン)の調査より明らかになった。
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全国学力テストは、日本全国の小中学生の学力や学習状況を調査・分析し、教育指導の充実や学習状況の改善に役立てる目的で、2007年より小学6年生と中学3年生を対象として毎年4月に実施されている。2013年はきめ細かい調査として4年ぶりの全員参加となった。なお、私立校は2007年以来、任意参加となっている。
同ランキングは、公立小中学校で2013年に行われた全国学力テストについて、国語と算数・数学の正答率を相加平均してランキング化したもの。もっとも正答率が高いのは「秋田県」69.2%、次いで「福井県」67.6%、「石川県」65.9%、「青森県」64.6%と日本海側の県が上位を占めた。
一方、正答率がもっとも低かったのは「沖縄県」55.8%。次いで「北海道」59.9%、「大阪府」60.0%、「滋賀県」60.1%が続いた。なお、正答率の全国平均は62.1%となった。ここでとりあげている正答率は公立小中学校のもので、私立校は含まれておらず、私立校が多い地域では実態と離れている可能性がある。
正答率は、学校給食費滞納率や離婚件数、父子・母子家庭率と相関関係があり、給食滞納や離婚、ひとり親家庭が少ないところで正答率が高くなっているという。
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