受験倍率は過去5年間で最高の6.5倍…東京都教員採用選考2014
東京都教育委員会は10月18日、平成26(2014)年度東京都公立学校教員採用候補者選考の集計結果を発表した。受験倍率は全体で6.3倍と過去5年間で最高の受験倍率となった。
教育・受験
受験
advertisement

受験者数は1万6,284名で、選考の結果、2,598名を採用候補者として名簿登録した。受験倍率(名簿登載者数に対する受験者数の倍率)は、全体で6.3倍。高倍率となったのは、高等学校の農業・食品系で39.0倍、特別支援学校(中学部・高等部)の社会で18.3倍、中・高等学校共通では教科ごとに公民で18.1倍、保健体育で15.4倍、地歴で15.1倍など。
前年度より新たに実施した小学校全科(理科コース)の名簿登載者数は13名。また、平成23年度より実施している県教育委員会(秋田県、高知県)と連携した協調特別選考の名簿登載者数は9名、スポーツ・文化・芸術特別選考の名簿登載者数は7名。障害に配慮した選考の名簿搭載者数は7名となった。
今後の予定は、採用候補者名簿登載者を対象に採用までの手順や手続などに関する説明会を実施し、全員必修の採用前実践的指導力養成講座を開催する。その後、各区市町村教育委員会や都立学校へ紹介を行い、面談を経て、平成26年4月1日付けの採用となる。
advertisement
【注目の記事】
関連リンク
この記事の写真
/
advertisement