キャンパスの新しい店舗と食堂を紹介…全国大学生協
全国大学生活協同組合連合会は、2012年11月から2013年11月までに新設またはリニューアルした最新の店舗や食堂をホームページで紹介。学生の利用動向を知り尽くした大学生協ならではのノウハウとアイディアが反映されているという。
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
2013年度に食堂などを新設またはリニューアルしたのは、慶應義塾大学、京都大学、東京理科大学など10大学。
慶應義塾大学は共立薬科大学と合併して6年が経ったが、「薬学事業会」の解散に伴い生協設立を求める声があり、今年4月に芝共立キャンパスに購買・食堂事業がスタートした。薬学部の特性に沿った教科書や教材用品や食の充実を重点に店づくりをしたという。
京都大学は吉田キャンパスのカフェテリアをリニューアルした。西部会館ルネは、カフェテリア・ショップとして20年親しまれてきたが、京大生のキャンパスライフが変化したことから改修。大学の国際化に対応し、店内に4言語表記を進め、ケバブコーナー、ハラールメニューを充実させ、引き続き土・日曜も営業する。
福井大学では食堂の席数を増やし、通常のカフェテリア式にセルフ方式を加え、混雑時でも3~4分でレジを抜けられるようになった。また、ミールカード機能とプリペイド機能を兼ねた組合員証で現金のやり取りが減り、混雑緩和になっている。増席部分は22時までの夜間開放を行い、学生支援の幅を広げた。
そのほか、東京理科大の葛飾キャンパスでは書籍店を開店。専門書を数多く取りそろえるほか、サンプリングなどの説明会も実施。店舗中央にレジカウンターを設置し、1日1,800人が利用する。
今回のリニューアルで利用者数が1日200人増えた大学内のカフェテリアもあり、大学生協は、各大学の特徴や利便性に合った福利厚生施設として、今後も組合員をサポートしていく。
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