【中学受験2014】千葉エリアが難化…市川、渋幕の実質倍率が上昇

 四谷大塚は1月28日、「2014年入試最終予想Part4」を公表した。埼玉・千葉の入試状況と東京・神奈川の出願状況を伝えている。1月入試は、埼玉エリアが昨年よりも緩和され、千葉エリアが昨年よりもやや厳しくなっているという。

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 四谷大塚は1月28日、「2014年入試最終予想Part4」を公表した。埼玉・千葉の入試状況と東京・神奈川の出願状況を伝えている。1月入試は、埼玉エリアが昨年よりも緩和され、千葉エリアが昨年よりもやや厳しくなっているという。

 1月10日よりスタートした埼玉エリアの中学入試について、立教新座1は、出願者1,520人、出願倍率15.2倍、実受験者1,476人、合格者725人で、実質倍率は2.04倍(前年2.0倍)となった。

 1月20日よりスタートした千葉エリアの中学入試について、市川1の実質倍率は男子が2.0倍(前年1.9倍)、女子が2.3倍(前年2.2倍)と、男女とも前年より0.1倍上昇した。東邦大付属東邦・前期は前年と同じ2.1倍。渋谷教育学園幕張1は男子が2.3倍(前年2.2倍)、女子が3.1倍(前年2.9倍)と、前年より0.2倍上昇した。

 2月1日入試の男子校の出願状況は、麻布、慶應普通部、桐光学園男子部、武蔵、早大学院中学部が前年よりも出願者を増やしている。女子校は、鴎友学園女子1、大妻中野1、神奈川学園A1が締切り前ではあるが前年最終比約3割増の出願者を集めている。

 四谷大塚のウェブサイトでは「出願倍率速報と入試結果」を公開しており、学校名や学校種別、エリア、入試月、入試日、前年度と比較した出願者数の変化などから検索して、各学校の入試状況をリアルタイムに確認することができる。

《工藤めぐみ》

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