【高校受験2014】大阪府立高校後期選抜<理科>講評…例年並み
大阪府公立高校の後期入学者選抜の学力検査が、3月12日に実施された。近畿圏で多数の塾を展開する第一ゼミナールの協力を得て、実施された学力検査より「理科」の講評を速報する。
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◆〈理科〉講評(第一ゼミナール提供)
構成としては大問1生物、大問2物理、大問3地学、大問4化学となっており、例年同様の出題となっています。
出題内容については、特別な知識が必要ではありません。ただし、出題の手法に慣れる必要があります。個々の出題については後ほど解説をしますが、資料や観察結果を多用し、複数のデータから答えを導きだす問題があります。従って、1つの資料だけから答えを導きだすと不正解となる問題が所々に仕掛けられており、思わぬところで足下をすくわれる厄介な問題があります。受験生においては、日頃から様々な視点で問題を見る習慣をつけるようにして下さい。
【1】生物
大阪府定番の出題形式で、複数の資料を提示します。記載されている資料はごく一般的なものです。植物の分類を体系的に捉えられていれば、資料に記載されていることが何についての記述なのかが分かります。ただし、資料に写真が多用されることがありますので、スケッチだけに慣れている生徒には違和感があります。資料集などで実際の写真も見慣れておきたいところです。日頃から興味をもって資料集を閲覧するようにして下さい。
【2】物理
物理分野については、例年ミスを誘う問題はありません。素直に問題を熟読し、必要な数値と公式を用いて計算を行えば、正解することができます。また、今年は仕事とエネルギーの問題でしたが、発光ダイオードには極性があることや誘導電流の流れる向きなどの見極めができれば、意外と時間を節約できる出題となっています。
【3】地学
大阪府の地学、特に天体は注意深く解く必要があります。出題の形式は生物と似ており、複数の資料と観察結果から相応しい答えを導きだす必要があります。今年度の出題では、金星や水星の西の空での位置関係を示す図、金星がどのように見えたかを記載した観察結果から当てはまる答えを導き出す問題でした。複数の情報を総合的に捉える力が試されます。
【4】化学
化学分野については、受験生であればよく目にする問題です。基本的な化学反応式(化学式)、イオン式や質量計算(定比例の法則)、実験器具の扱い方などを理解していれば、十分正解することのできる問題です。
《編集部》
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