電子黒板利活用のメリットとデメリット…小学校教員の声
イードは7月27日、授業における電子黒板の利用状況および利用の可能性に関して、小学校教員4名にインタビュー形式で調査を行った。日立ソリューションズとエプソン製の電子黒板機能内蔵型プロジェクターを使用しながら、使用感や、学校での使い方を聞いた。
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◆小学校での電子黒板の使用状況
インタビュー対象となった4名が勤務する学校では、電子黒板は全校で1台ないし3台の導入で、共用で使っている状況だという。そのため、使用頻度は学期に1、2回、多い教員で月に2~3回とあまり高くはない。
電子黒板を使用したことがある教科は、算数、国語、社会、体育、家庭、図工、道徳、総合など、多岐にわたる。具体的な使い方の例としては、算数で縦横に並んだ点を表示して、「点をどのようにつなげれば四角形ができるか」を子どもたちに考えさせたり、あらかじめスキャンした社会の資料を提示し、子どもに電子黒板上で印をつけさせたり、デジタル教科書を使ったりなどだ。
大型テレビと実物投影機やノートパソコンの組合せを、授業で活用している教員は多いようで、インタビュー対象の教員の勤務する学校の全教室に50インチ前後のテレビがあり、実物投影機の台数も1教室1台、ノートパソコンも授業で使うのに十分な台数が揃えられていた。大型テレビと実物投影機・パソコンの組合せは、以下のように利用されている。
・国語の教科書を拡大提示して、子どもたちに重要な部分のしるし付けを指示
・教師の手元を映して、図形を描く順番や、家庭科で玉止めや玉結びを実演
・子どもたちの作ったものを拡大表示
・地域や歴史の勉強用に自作したDVDを再生
・マット運動や跳び箱運動の手本の動画を再生
・かけ算の歌の動画や、計算のFlash動画を再生して自習させる
いずれの事例も、大型テレビの代わりに電子黒板と組み合わせれば、より効率的に一歩進んだ授業が展開できる可能性がある。
《鈴木良子》
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