こども自然動物園にキリンの赤ちゃん誕生、11/9まで名前募集

 埼玉県こども自然動物園で、10月14日、キリンの赤ちゃん1頭(メス)が生まれた。母子ともに健康で、11月1日から一般公開している。同園では公開にあわせ、赤ちゃんの名前を募集している。

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赤ちゃんの顔(10月16日撮影)
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 埼玉県こども自然動物園で、10月14日、キリンの赤ちゃん1頭(メス)が生まれた。母子ともに健康で、11月1日から一般公開している。同園では公開にあわせ、赤ちゃんの名前を募集している。

 母親キリンのウララは、横浜市立金沢動物園生まれの4歳。今回が初めての出産だった。父親のフジマルは、フジサファリパーク生まれの9歳。いずれも現在は、同園が所有している。

 近年では、平成23年に2頭、平成25年に1頭、そして今年の3月にも1頭誕生しており、同園の繁殖状況は順調だ。現在、ウララ、フジマル、生まれた赤ちゃんのほか、ルル(メス)13歳、リン(メス)11歳、ジル(オス)1歳、プリン(メス)7か月の7頭が同園で暮らしている。

 同園では繁殖を目指し複数の動物園などから貸与を受けたり、交換したりするブリーディングローン(BL)というものを実施している。母親キリンのウララは、横浜市立金沢動物園へBLにより貸出していたキリンのミルク(メス)から生まれた。今回の赤ちゃんは、BLの契約により、同園に戻ってきたウララの初の出産であった。これは、国内のキリンの飼育頭数の維持に貢献できる成果といえる。

 応募方法は、動物園で用意した5つの名前の候補から投票を募り、もっとも多く票を集めた名前に決定する。応募場所は、同園内キリン舎南パドック前に設置してある応募箱。決定した名前に投票した人の中から抽選で5名を、11月22日に開催される「名付け親認定式」に招待する。また招待者には、記念品や認定証などが贈呈され、キリン舎の見学もさせてもらえるという。応募期間は11月9日まで。

 埼玉県はホームページ上で、「親子の可愛い姿を見て、素敵な名前を選んでほしい」と呼びかけている。

◆埼玉県こども動物自然公園 キリンの赤ちゃん名前募集
対象動物:キリン
生年月日:平成26年10月14日(火)
性別:メス
両親:父親フジマル(9歳)、母親ウララ(4歳)
募集方法:子ども動物自然公園キリン舎南パドック前 応募箱
募集期間:~11月9日(日)
その他:決定した名前に投票した人の中から5名
・「名付け親認定式(11月22日)」への招待
・記念品
・認定証
・キリン舎の見学

《小林瑞季》

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