EDUPEDIAが各都道府県の小学校におけるESD実践事例を公開
教員のための教育実践共有サイト「EDUPEDIA」は11月7日、「ESDの視点を取り入れた環境教育プログラム」を特集として公開。ESD環境教育プログラムを都道府県別にまとめ、各地域の特性を活かした小学校での実践事例を紹介している。
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ESDとは「持続可能な開発のための教育」という意味をもち、現代社会の課題を自らの問題として捉え、身近なところから取り組んでいくことを目指す学習や活動。小さいことでも、自らできることに取り組むことで、課題の解決につながる価値観や行動を生み出し、持続可能な社会を創造していくことが目的だ。
11月10日から12日まで、国内外からの閣僚級を含む約1,000人規模のESDユネスコ世界会議が愛知県で行われることもあり、EDUPEDIAは環境省および地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)の協力の下、ESD特集ページを公開した。
特集ページでは、都道府県別に実践事例を紹介。青森県の事例では、「身近な公園をもっと知って、魅力を伝えよう!」という単元が紹介されており、自然公園の歴史、草木の観察や発見、公園清掃、草木の保護活動などがプログラムに組み込まれている。閲覧者は単元計画をダウンロードすることもでき、自身が担当する授業で展開することができる。
現在は、11道県の実践事例が紹介されており、今後も順次追加されていく予定だ。
なお、2014年で5周年となったEDUPEDIAは、11月5日にロゴをリニューアル。「頑張る先生を応援する」というEDUPEDIAのミッションを再確認し、先生を応援する教育実践情報サービスとして今後もさまざまな施策を行っていくという。
《湯浅大資》
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