理系女性リーダーを共同育成へ…お茶の水女子大と奈良女子大
お茶の水女子大学と奈良女子大学は11月17日、理系分野の女性リーダー育成拠点を共同で構築すると発表した。東西の国立女子大学が連携を図り、「理系女性教育開発共同機構」や「生活工学共同専攻(仮称)」の新設などに取り組んでいくという。
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
両大学は、文部科学省による平成26年度の国立大学改革強化推進事業に採択。科学技術を支える女性研究者が諸外国と比べて少ないことから、両大学の強みや特色を生かし、大学の枠を超えて、理系女性の質・量双方の向上、女性研究者の育成などを目指すことになった。
「理系女性教育開発共同機構」では、理系人材育成教育プログラムを開発し、全国に普及・展開していく。大学教育のほか、中等教育についても新たな理数教育の開発、小中高教員への研修などに着手する。
「生活工学共同専攻」は、平成28年度に設置予定(設置認可申請準備中)の理工系大学院。工学の学位が取得できるのは、全国の女子大初。生活者の視点による工学の推進、人と暮らしを中心としたものづくりの実践などを行っていく。
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