10代後半の4割、スマホ利用のために睡眠時間を削る
10代後半の4割が睡眠時間を削ってスマホを利用し、10代全体では7割が使い過ぎを感じていることが、国際IT財団の「ITの『生活・くらし』への影響に関する調査報告」からわかった。また、半数がプログラミング教育の導入に「賛成」と回答した。
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調査は角川アスキー総合研究所の協力のもと、全国の10歳から69歳のスマートフォン利用者を対象にWebアンケートを実施。10代は保護者同伴での回答となっている。調査期間は平成26年9月4日から9日、1,067件の有効回答数を得た。
スマートフォン(以下スマホ)で頻繁に利用しているコミュニケーション手段を聞くと、10代では58.1%が「LINE」を利用していた。そのほかの手段では、「メール」26.4%、「通話」7.8%だった。10代後半(15歳から19歳)に限ると、「LINE」利用率は66.2%にのぼる。
スマホの利用時間は10代前半(10歳から14歳)が80分、10代後半が106分。全体(66分)より利用時間が長く、10代後半ではテレビの視聴時間より長くなっている。スマホの利用時間を捻出するために、睡眠時間を削っていると回答した割合は全体で24.0%。10代前半での割合は26.6%と、全体と比べて大きな差はなかったが、10代後半では43.1%と割合が高くなっている。また、10代の7割がスマホの利用に時間を使い過ぎていると感じていた。
ソーシャルメディアにメリットを感じるかどうかを尋ねると、全体の6割近くが「どちらともいえない」と回答。「メリット」と回答した割合は34.6%に留まる。10代でもほぼ同様の傾向にあるが、10代前半に関しては「メリット」が26.4%と全体より低く、「デメリット」が15.8%と高い。知らない人ともやりとりができることについても、10代前半は50.0%、10代後半も38.2%が「デメリット」と回答。慎重な姿勢がうかがえる一方で、10代の41.1%が「サイト上の情報の信頼性」について「情報発信元を意識したことがない」と回答。そのほかの年代と比べても高い割合となっている。
小学校の義務教育にプログラミング教育を導入することについては、10代では「賛成」「どちらかといえば賛成」あわせて54.3%となった。30代・40代では賛成が半数以下だったが、20代では53.3%、50代・60代でも半数以上が賛成と回答している。
《黄金崎綾乃》
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