黒板やホワイトボードの高さを自由に変える装置、教育市場に導入
オーエスは、学校の黒板やホワイトボードの高さを自由に変える、電動ボード昇降装置を、黒板業界や学校施設の設計・施工関係者、教育用品販売店向けに新たに発売を開始する。板書がしやすくなり、書いた文字が見やすくなるなどの利点があるという。
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
同社は、プロジェクター用スクリーン、OSスクリーンをはじめ、プロジェクターや薄型ディスプレイハンガーなどを活用したコミュニケーションシステムの構築、文教施設、AVシステム会議室、ホールなどの総合設計・施工などを行っている。
今回発売となった昇降装置は、学年による身長差や、低学年児童と教師の身長差などによる板書の書きにくさを考慮する必要性から開発された商品だという。平成25年度の文部科学省調査によると、成年男子の先生の平均身長は170センチ。小学6年生の平均身長が145.33センチ、小学1年生の平均身長が116.97センチ。同装置は上下昇降が60センチと大きく動くため、先生から低学年の児童まで使う人に応じた高さに調整し、身長差による書くにくさを解消することができる。
また、板書した黒板を上げることで教室全体から見やすくしたり、車椅子などの低い位置の人がいた場合でも黒板を下げることで楽に板書ができるという。リモコン操作で簡単に任意の位置に動かすことができ、平面・曲面の黒板、ホワイトボードのどちらも取り付けが可能。
同製品は受注生産となるため、納期は受注後約3週間となる。2月20日(金)より受注開始予定。価格はオープン価格で、設置・施行を含む都度対応価格となっている。
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