9/14阿蘇山噴火、入山規制へ…被害や休校情報なし(速報時)
総務省消防庁は9月14日午前10時10分、同日午前9時43分に噴火が発生した阿蘇山に火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)を発表した。人的・物的被害やそのほかの被害は発生していない。
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気象庁によると、火山の状況は阿蘇山中岳第一火口では9月14日午前9時43分に噴火が発生。同日10時10分には阿蘇山に火口周辺警報が発表された。これを受け、消防庁災害対策室は被害状況や今後の対応について第1報を報じている。
被害の状況は午前11時30分現時点での人的被害、物的被害、そのほかの被害も含めすべて被害情報はない。地方公共団体は、火口周辺警報を受け熊本県が災害警戒本部を設置。阿蘇市職員は阿蘇山ロープウェー阿蘇西液に観光客らを誘導避難中。なお、阿蘇山ロープウェーは運休中。消防庁は消防庁災害対策室を設置し、第1次応急体制をとる。
入山規制に伴い、阿蘇吉田線夜峰山付近、阿蘇吉田線米塚付近分岐点、仙酔峡青年の家前は道路規制が行われている。
阿蘇市はWebサイトで市民に降灰の恐れがあるため、帽子やマスク、傘などの対策を行うよう注意喚起を促している。また、今後火山活動が活発になることが予想されるため、事前の注意として「降灰への備え」も掲示。火山灰が目に入ったら手でこすらずに水で流すことや、コンタクトレンズの着用は控え外出や掃除の際はマスクを着けること、激しい運動は控えることなどを呼びかけている。なお、午前11時30分現時点での阿蘇市小学校・中学校・高校の下校や休校情報は確認されていない。
なお、気象庁は8月4日14時から「噴火速報」の発表も開始している。噴火速報はパソコンや携帯電話、スマートフォン、テレビ、ラジオ、防災行政無線で確認可能。
《佐藤亜希》
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