TOEIC700点はTOEFL iBTの53点、アゴス・ジャパンが換算表を発表
海外進学のための予備校を運営するアゴス・ジャパンは、来校者のスコアなどアゴス・ジャパン調べのデータを基にTOEICとTOEFL iBTスコアの換算表を作成、発表した。換算表によると、TOEIC700点はTOEFL iBT53点に相当するという。
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
換算表は、2007年4月~2015年5月の期間にアゴス・ジャパンにTOEICスコアを報告した3,388人を対象に、TOEFL iBT初回受験時のスコアを調査し、そのデータを基に算出したものだという。TOEICスコア400点~990点を45点刻みで段階分けし、各点数がTOEFL iBTの合計点およびReading、Listening、Speaking、Writingの各セクションの何点に相当するかを一覧にまとめている。
アゴス・ジャパンによると、対象としたアゴス・ジャパン来校者は約70%が大学院留学を目指す社会人で日本の大学受験を経験していることもあり、TOEFL iBTのReadingの点数が高く、SpeakingとWritingの点数が低い傾向にあるという。
TOEIC、TOEFLを開発・制作するETSの発表データによると、TOEFL iBTの日本人平均点は70点で換算表によるとTOEIC895点以上に該当する。また同じくTOEFL iBTのSpeakingとWritingの日本人平均点は17点と18点で、TOEICの900点以上に該当するという。
アゴス式換算スコアの算出には「TOEICスコア×1/10-(15~20)=TOEFL iBTスコア」という計算方法を使用。TOEICは2技能、TOEFL iBTは4技能、またTOEICではビジネス英語力、TOEFL iBTでは大学の授業を想定した学術的英語力を測定するテストのため、テスト構成や使用する英語の種類が異なるが、おおよその英語力の把握に用いることのできる換算表となっている。
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