必要な防災用品をすっきり収納、種類や数量をチェック

 防災備蓄を計画するときに、簡易トイレを準備すると思いますが、とりあえず1つくらいあればいいとか、そんな感じで決めていませんか?必要な数を冷静に計算すると驚愕の事実が浮かび上がってきます。

生活・健康 保護者
簡易トイレに欠かせない回収ボックス。(きれいなイメージで撮影しました)
簡易トイレに欠かせない回収ボックス。(きれいなイメージで撮影しました) 全 13 枚 拡大写真
 こんにちは、防災訓練生.Sです。12月1日が「防災用品点検の日」だとご存知でしたか? 私はinspiの記事を読んで知りました(汗)。

 しかもコトバンクによると、私たちがお世話になっている山村先生が制定されたということらしいではないですか!(驚愕)まったく存じ上げず、防災番としてお恥ずかしい限りです。

 さて今回は、そんな「防災用品点検の日」に注目して頂きたいトイレ事情についてお伝えしようと思います。

◆トイレの数はいくつが最適なのか?

 前回の取材で話をしている時に「はっ」としたことがありました。私はマンションの自治会の防災担当でもあるのですが、非常用のトイレの数は果たして足りているのか?と。

 どういうことか、少し具体的なお話をして説明していきましょう。うちのマンションは約200世帯あります。住民の数を仮に1世帯当たり3人とすると全住民は600人になります。一般的に成人の1日当たりのトイレの回数は4~8回ということですので、一人当たり5回としてみると、住民合計で3,000回。1回2分で計算すると、なんと6,000分(100時間)!!

 200世帯 × 3人 × 5回 × 2分 = 6000分(100時間)

 ということは、トイレが4つあったとしても、24時間フル稼働でギリギリ足りない計算ではないですか...。驚愕の事実です。私のマンションには、緊急用のトイレは2つしかございません。これではいざという時に困ってしまいますね。

◆防災用品の画期的な収納方法

 あらためて、トイレだけでも結構な準備が必要だということがわかりましたが、平常時には、しまっておかなければならない防災用品をどのように収納したらよいのでしょうか。

 一般的には倉庫などを用意して収納するのだと思います。しかしながら、別に用意する、というのも結構大変ですし、倉庫にしまっておくと忘れ去られてしまい、メンテナンスも難しくなります。(わが家では期限切れの缶詰が山のように出てきました。)

 1つの答えが、今回ご紹介するコクヨの防災用品『キャビネット・フィット・モジュール(CFM)』シリーズです。コクヨのCFMシリーズは、収納庫(キャビネット)の規格(モジュール)に合わせた(フィット)サイズなので、オフィス内の文書キャビネットに、そのまますっぽりスッキリ収納することができます。しかも、「水」「食糧」「救急用品」「フリース毛布」など、種類ごとに分けられているので、事情に合わせて、必要なものと数量を簡単に準備することができます。

 今回ご紹介するトイレセットの詳細は、画像をクリックして頂くと説明が表示されますので、ぜひご覧になってください。

防災訓練生.S
愛用の文房具は測量野帳。inspiでは防災番や下地先生のイラストも担当しています。いろんな視点で文房具の便利な使い方などを紹介していきたいと思っています。

【防災のススメ8】1日のトイレの回数って何回? 防災視点で必要なものを考えてみました

《防災訓練生.S》

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