フルノシステムズ、文教市場向け動画対応アクセスポイント「ACERA 950」発売

 フルノシステムズは、文教市場向け動画対応アクセスポイント「ACERA 850F」をさらに高機能化した新製品「ACERA 950」を9月に発売する。生徒40人のタブレット画面を最速に切り替えるなど、ICT活用教育に最適なWi-Fiインフラの構築を可能にするという。

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アクセスポイント「ACERA 950」
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 フルノシステムズは、文教市場向け動画対応アクセスポイント「ACERA 850F」をさらに高機能化した新製品「ACERA 950」を9月に発売する。生徒40人のタブレット画面を最速に切り替えるなど、ICT活用教育に最適なWi-Fiインフラの構築を可能にするという。

 今回発表した「ACERA 950」は、文教市場においてタブレットを安定して接続できる動画対応アクセスポイントのブランド「ACERA Education(アセラエデュケーション)」の第1弾商品「ACERA 850F」を高機能化させたもの。高速通信802.11acに対応するなど、新たな機能を付加したICT教育に最適なアクセスポイントだ。

 「ACERA 950」は、「干渉波フィルタリング機能」により外部の干渉波の影響を受けにくい設計で、授業中の集中力が途切れることのないよう生徒40人がしっかりつながる「安定したつながる無線」を実現。さらに「タブレット切り替えの高速化」により、生徒40人のタブレット1台ずつを最速で切り替えることができるという。

 指定された4台のタブレット画面を電子黒板に4分割表示することも可能に。静止画の4分割投影に加えて動画の4分割投影にも対応しており、画面を切り替えることなく電子黒板にて比較学習ができる。

 このほか「アクセスポイント1000台集中管理」や「公平通信制御」「5GHz優先接続」といったWi-Fiインフラ構築に欠かせない機能が追加されており、授業スタイルに応じたWi-Fiネットワークを構築することが可能になる。将来的には、生徒40台のタブレットとアクセスポイントを活用し「個別学習」「協働学習」に対応できる柔軟性のあるシステム構築を目指すという。

 「ACERA 950」の発売は9月を予定しており、価格はオープン価格となる予定。今後、さまざまな教育用ツールと連携しながら、より活用しやすいシステムとして文教市場に提供していく予定だ。

《畑山望》

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