【話題】小学生シャーペン禁止の謎、文科省の指導や校則は?
昨今は鉛筆のような書き心地をうたった製品も登場している。それでも相変わらず、シャーペンの使用は禁止されているのだろうか。
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ゼブラが2015年12月に小学生300人を対象に実施した「小学生のシャープペン使用実態調査」によると、約半数の小学生が日常的にシャーペンを使用していることがわかった。しかし、使用を禁止している小学校が多く、おもに使用する場所としては家が31.3%ともっとも多く、続いて塾の9.7%、学校で利用している小学生は8.6%に留まった。
子どものシャーペン利用に関する保護者の意見としては、「削らなくて良いのでエコ。経済的。」「高学年になると問題数が多くなるので効率的。」と肯定的な意見がある一方、「まだ力加減ができないのでシャープペンだと芯が折れる。」「持ち方、書き方を覚えるまでは鉛筆で。」といった意見もあった。
ネット上ではシャーペン禁止の理由として「カチカチうるさい」「芯が折れると集中力が途切れる」「芯が刺さると危険」などさまざまな説が飛び交っているが、果たして本当の理由は何なのか。文部科学省では特に小学校で使用する筆記用具の指定はしておらず、シャーペン禁止を明文化している学校もほとんどないようだ。
《編集部》
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