「日立東大ラボ」超スマート社会の実現に向け産学協創
東京大学と日立製作所は8月8日、超スマート社会の実現に向け、ビジョンを生み出し実現する「日立東大ラボ」の開所式を行った。幅広い分野での共同研究を推進し、積極的に情報発信していくという。
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近年、ICTの発展やグローバル化の進展などにより、経済や社会が急激に変化する大変革時代が到来している。日本政府はそのような変革に対応した新たな価値を創出し、豊かな暮らしがもたらされる「超スマート社会」を未来の姿として共有し、世界に先駆け社会課題の解決を実現していく「Society5.0」という方針を掲げている。
東京大学と日立は協同で、超スマート社会の実現に向けたビジョンを創生し、イノベーションを創造するため、産学協創という新たなスキームのもと、東京大学内にその司令塔となる「日立東大ラボ」を6月20日に設置した。
日立東大ラボは、先行着手している研究開発テーマ「人や機械を超える生命知能を活用した健康・安心・安全社会の実現」をはじめ、幅広い分野での共同研究を推進する。また、共同研究の内容や成果は、オープンフォーラムなどを活用し、積極的に情報発信していくという。
なお、日立製作所は北海道大学構内に「日立北大ラボ」を6月1日に開設。北海道が直面している少子高齢化や人口減少、地域経済の低迷、地球温暖化などの社会課題解決に向け、北海道大学と共同研究を推進している。
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